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【ヨット部】夢一歩届かず、優勝逃す

第88回全日本学生ヨット選手権大会

 11月2日〜11月5日に福岡市ヨットハーバーにて第88回全日本学生ヨット選手権大会が行われた。同志社は470級チームが3位、スナイプ級チームが2位を獲得し、総合成績2位で終幕。

 1日目は12時ごろから1レース目がスタート。470級では大石(社4)・後藤(商2)ペアと小菅(商3)・山田(商3)ペアが1桁台でゴールする。しかし、2レース目は風をうまくよむことができず、上位でフィニッシュすることができなかった。スナイプ級は内貴(商4)・秋田(政3)ペアが1レース目を2位でゴールし、順調な滑り出しを見せる。

小菅・山田ペア

 2日目、11時半ごろに出艇するも、風が弱く選手たちは水上で待機。14時ごろに両クラスともレースが始まる。470級は昨日から順位は上がったものの、1桁台でゴールすることはできなかった。スナイプ級では内貴・秋田ペアがトップでフィニッシュする。

内貴・秋田ペア

 迎えた3日目。昨日に引き続き風が弱く、レースを開始できない時間が続いた。両クラスともスタートしたものの、ノーレースとなる。その後も風の振れや強弱に影響され、1レースもできないまま、1日を終えた。3日目時点で470級チームが4位、スナイプ級チームが2位、総合順位が3位となる。

 少しでも順位を上げたいと臨んだ最終日。8時40分ごろに出艇したものの、風が弱く水上で待機する。13時ごろに両クラスともスタート。470級で大石・後藤ペアがトップホーンを鳴らしゴールする。「最後は絶対に決めてやろうと思って飛び出して、それが功を奏した」(大石)と試合を振り返った。スナイプ級は内貴・秋田ペアが2位でフィニッシュ。この活躍で総合順位を2位まで押し上げた。

大石・後藤ペア

 4回生にとって今大会が最後の大会になった。インカレ総合優勝を目指して練習に励んできた1年間。チームとしての団結力や一人ひとりの技術力は上がったものの、あと一歩及ばなかった。来年は王座奪還を目指して、新生西尾組が動き出す。(文責:沼野涼音、撮影:中田悠里・沼野涼音)

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