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【ラグビー部】猛追及ばず4試合ぶりの黒星

2023関西大学ジュニアリーグ第5節

 11月11日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で2023関西大学ジュニアリーグ第5節が行われた。昨年、大敗を喫した立命大に果敢に挑むも、前半の失点が響き26ー52で敗北。前節に続き白星をつかむことはできなかった。

キックを蹴る大島(スポ2)

 前半戦は終始相手のペースで試合が進んだ。同10分、自陣10㍍でのラインアウトから左にボールを展開され先制トライを献上(0-5)。しかし6分後、大島がチャンスをつくる。敵陣でのラインアウトモールから野村(スポ3)が大島にボールを回した。大島が空いたスペースに狙いを定め、廣岡(法4)にキックパス。最後は桃田(商2)がフィニッシュし、一時逆転に成功した(7-5)。

ボールを抱える田中心(法1)

 同23分、ハーフ団の連携が噛み合わず、自陣ゴール前でのスクラムからトライを決められた(7-12)。同34分にも相手のスクラムから中央を突破される。横の連携が甘く、さらに追加点を挙げられる(7-19)。「試合の入りで相手に流れに乗られた」(楠本・社4)と課題を残し、前半戦を終えた。

力強く突破するファイアラガ(社1)

 31点ビハインドで迎えた後半20分。ここから同志社が意地を見せた。敵陣での相手の反則からクイックスタートを仕掛けると、ゴール前でラックを形成。粘り強くフェーズを重ね、西濱(商4)がインゴールへねじ込んだ(14-38)。7分後にも敵陣でのラインアウトから、またも大島がチャンスメーク。ファイアラガが好機を生かし、追加点を挙げる(19-38)。さらに3分後には野口(経済4)に受け取ったラストパスをインゴールに叩きつけた(26-38)。脅威の追い上げを見せ、最終盤での逆転劇に期待がかかった。

指示を出す江口(社3)

 しかし、反撃もそこまでだった。同32分、大島のキックをチャージされ、トライを奪われる(26-45)。同40分にもラインアウトからダメ押しのトライを奪われ、26-52で試合は終了。点差が大きく離れ、ダブルスコアで敗れた。

 「自分たちのやることにフォーカスしてやっていきたい」(野口)。次節には京産大Jr.と対峙(たいじ)する。厳しい戦いになることが予想されるが、勝負どころで勝利への執念を見せることができれば、勝機は十分にあるはずだ。今試合で浮き彫りになった課題を修正し、総力を挙げて勝利をつかめ。【文責・小野理紗、撮影・湊結子、渡邊柚果、早川京】

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