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【ヨット部】インカレ準優勝で、石谷組完結

11月3日〜6日に滋賀県立柳が崎ヨットハーバーにて第87回全日本学生ヨット選手権大会が行われた。同志社は470級チームが4位、スナイプ級チームが2位の成績を収め、総合成績2位で大会を終えた。

試合前の選手たち

近畿北陸予選で総合優勝し、日本1を目標に琵琶湖の風に挑む。

大会初日、午前中は風が吹かず午後からのレーススタートとなった。第1レースから470級大石・西山艇がトップでゴールし、好発進。第1レースでは上位に食い込めなかったスナイプチームも、第2レースで3艇とも第1レースの順位を上回り実力を発揮。ノーアルファベットで初日を乗り切り、2日目に臨む。

2日目は470級4レース、スナイプ級3レースが行われた。この日は、スナイプチームが躍動。内貴・秋田艇は安定したレース展開を見せ、3レース全てで5位につけた。また最終レースで西内(商1)・石谷(理工4)艇が1位でフィニッシュ。2日目を終え、同志社スナイプ級は1位に躍り出た。

大石(社3)・西山(社2)艇
内貴(商3)・秋田(政策2)艇

総合成績暫定トップの早稲田に追いつくべく迎えた3日目。第7レースで、大石・西山艇が今大会2度目のトップホーンを鳴らす。長谷川(商3)・白數(スポ2)艇はスタートから攻め込み、第8レースで3位につけた。しかしこの日スナイプチームは上位につくことができない。3日間で470級8レース、スナイプ級7レースを終え、総合得点は780点の2位。最終日に期待するも風が弱くレースは行われなかったため、順位変動なく大会は終了した。

賞状を受け取る主将石谷(理工4)

今大会をもって4回生は引退。インカレ総合優勝を目指して練習に取り組んだ1年間、主将石谷は「実力を全部出せなかったことが悔しい。」と話す。インカレの長い歴史の中で、4連覇を成し遂げたのは同志社のみ。今大会で早稲田が3連覇したことで、来年は重要な年になる。悲願の総合優勝は後輩たちに託された。先輩たちの想いを乗せて進み出せ、新生ヨット部。(河場真世)

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