
6月5日から2日間にわたって行われた関西学生男子春季1部校学校対抗戦。同志社は4位と、昨春の雪辱を晴らした。
昨年の春リーグ戦で惜しくも全国大会出場を逃したゴルフ部男子。今年こそ全国大会へ駒を進めるべく、選手たちは練習の全てを対抗戦へぶつけた。今大会の団体戦ではチーム代表の5名が出場。その中でも成績上位の4名のスコアが合計される。大会初日、主将藤山(商4)は本調子ではなかったものの、下園(経2)を筆頭にスコアをカバーし1日目をtotal 597の3位で折り返し。全国大会出場を十分に視野に入れ、2日目へ挑んだ。


3位と好順位ではあるものの、決して気は緩めない大会出場選手たち。「3位でも全然油断はできなくて、1打を丁寧に気を抜かず頑張る気持ちでいた」(藤山)。昨年大逆転負けを喫し、僅か1打差で全国大会への道が阻まれた悔しい気持ちを胸にプレーを試みた。緊張感が高まる中始まった大会2日目。プレッシャーのせいか木村が思うようなプレーができない。1年生で春季1部校学校対抗戦選手に抜擢されるも、全国大会出場がかかった重圧に押し負け、多くのミスショット。木村は18ホールを回り、スコア83という結果に終わった。そんな中、ここでも下園が見せた。下園はチーム誰もが認める実力者として知られる。決してグリーンにゴルフボールが乗らなくても、脅威の修正力でバンカーからのショットも決める場面も多く見られた。圧巻の活躍を続ける下園は最終ホールでも見事なパットを決め、スコアは73。1日目を含めて全て70台前半と抜群の安定感で存在感を示し、チームに貢献した。


卒部によって欠けてしまった戦力を今年は十分に埋めるなければならず、不安要素もある中挑んだ今回の対抗戦。それでも選手たちは奮闘した。「戦力的には大幅ダウンだったが、去年も出たメンバーが活躍してくれた」(藤山)。経験を積んでいる選手たちを筆頭にゴルフの技術はさらに向上しており、チーム全員で4位をつかみ取った。次の舞台は北海道苫小牧エミナ72ゴルフクラブ。昨春の結果を上回ったことを自信に、全国上位へと食い込め。(西川真司)
【大会スコア詳細】
1日目
藤山41・40=81 ※
長田36・39=75
上久保38・37=75
西山37・38=75
下園35・37=72
1日目後半
藤山41・43=84 ※
長田39・40=79
上久保42・35=77
西山39・35=74
下園38・32=70
2日目
長田39・39=78
上久保38・38=76
西山40・39=79
下園36・37=73
木村39・44=83 ※
Total 903