バレーボール部(女子)
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【バレーボール部女子】1セット目奪うも、最後の粘りが足りず敗北

 5月7日に流通科学大学にて、2023年度関西大学バレーボール連盟女子3部春季リーグ第5節が行われた。同志社は滋賀短期大学にセットカウント1-3で敗れた。

 第1セット。主将の浮橋が怪我によりベンチスタートとなる中、立ち上がりから流れを掴む。先制点は奪われたものの、三宅(スポ1)の完璧なレシーブが光り連続得点を重ねた。また、相手のサーブミスが重なりさらにリードを広げる。しかし、後半残り6ポイントのところで4連続ポイントを許し、同ポイントまで追いつかれてしまう。最後の粘りが足りないことを常に課題点に挙げてきた浮橋組だが、今日は一味違った。佐藤(法4)のレフトからの鋭いアタックを区切りに5連続ポイントを奪い返し、第1セットを奪取。「負けたくない気持ちが最後の粘りにつながった」(大坂)。最後まで意地を見せ、25-21で今リーグ初めて第1セットを勝ち取った。

笑顔を見せる選手たち

 このままの勢いでリーグ戦初勝利に向け、チーム一同気を引き締めて挑んだ第2セット。第1セットを取った安心からか、序盤から相手のペースに飲み込まれる。反撃を試みるもブロックで遮られ、大幅なリードを許し続けた。途中大坂(スポ4)のスパイクで得点を重ねたものの終始相手のペースのまま、9-25で第2セットを落とした。

 気持ちを切り替え挑んだ第3セット。黒田(スポ4)の軟球で2連続ポイントを重ねるが序盤から互いに譲らず、一進一退の試合展開となる。後半ライトから放たれた大坂のスパイクが功を奏し、リードを奪う。岡本(社2)、黒田、佐藤、大坂のアタックリレーで必死にしがみつくが、またも後半の粘りが足りなかった。22-25で第3セットを落とす。

真剣な表情を見せる岡本

 これ以上負けは許されない同志社。チーム全員の表情が一層真剣になる中、第4セットが始まった。相手の連続得点が重なり中盤まで追いかける展開となる。しかし、ここでも持ち返したのは大坂だった。レフトからセンターへの強烈なスパイクは相手のブロックを崩す。相手のミスも重なり一挙5得点。追い上げを見せ、試合は終盤へ。シーソーゲームが続く中、残り2ポイントのところで再び得点を許し苦しい展開になる。最後はあと一歩が及ばず、22-25で第4セットを落とし試合終了となった。

 「対策もしっかりしてきたつもりだったけど、相手の対応力に飲み込まれた」(大坂)。次戦はリーグ第6節となり、春シーズンも終盤に近づいてきた。一戦でも勝利を収められるよう、より一層チーム強化に磨きがかかる。【文責・藤田桃江、撮影・小島葵】

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