サッカー部(男子)
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【サッカー男子】大量得点奪取で弾みつけた!

 5月14日に三木総合防災公園第2陸上競技場で第101回関西学生サッカー1部リーグ前期第5節Vs関福大が行われた。同志社は4ー1で勝利。今リーグ2度目となる勝ち点3を獲得した。

 スタメンには、GK波多野(スポ2)、DFに久世(文情4)、小山(法3)、廣島(社3)、金沢(スポ4)、久世(文情4)、本田(経3)、MFに國府田(政策4)、志知(商4)、野頼(法1)、鹿取(商2)、FWに渋谷(経4)が起用された。

スタメン写真

 FAカップの惜敗から1週間。「チーム全体で(気持ちを)切り替えて、必ず全国でリベンジするという目標に向かって練習した(鹿取)」。

 前半11分、先に好機をつくったのは同志社。左から飛んできたクロスボールに野頼が反応し、力強いシュートを蹴り出した。だが惜しくもボールはキーパー正面へ。その後も両サイドを使って積極的にゴールに向かいボールをつなぐ。

 だが同19分、相手に中盤でパスをカットされ、カウンター攻撃で先制点を献上する。小川コーチは、「失点をゼロにするスタイルの構築をしているので、そういう部分でミスが多かった」と痛い失点を振り返る。

 しかし、この失点が選手たちの勝ち点奪取に向けた思いに火をつける。同25分、鹿取の左CKをゴール前の渋谷の足に当て、そのまま相手GKの手をかすめネットを揺らした。

ドリブルをする久世

 スコアが振り出しに戻り、より一層球際の争いが激しくなるが、野頼を筆頭に1vs1で体の使い方で差をつけ、徐々に試合を支配する。

 同31分、左サイド久世が前線の好ポジションにいる野頼にパスを出す。「今週の練習でサイドでの崩しをテーマとしてやっていた(野頼)」。練習の成果もあり、ボールを受けた野頼が抜け出し鹿取にパス、勝ち越し弾を奪った。

得点を喜ぶ鹿取と野頼

 エンドが変わって後半8分、再び好機が訪れる。左サイドからの渋谷のクロスボールに野頼がボレーシュート。それを相手GKがブロックするも、こぼれ球をゴール前の鹿取が拾い、3点目を奪取した。

 同36分には、ルーキーの中山(商1)が鹿取からボールを受け取ると、ドリブルでゴール前までボールを運び大学初ゴールを放った。今試合3得点に関わった鹿取は、「今シーズンはゴール前でのランニングであったり、オフザボールの関わりを意識していたので、今年やってきた成果が出た」とコメントした。

 最後まで点を奪う姿勢を見せ続けた同志社イレブン。今季二度目となる勝ち点3を獲得し、インカレ出場に向け一歩前進した。次節は、同志社よりも順位が高いびわこ大。今試合全ての得点に関わった鹿取は、「インカレ圏内の自分たちが高いところに入っていくために重要な試合になる」と次節へ意気込んだ。天皇杯出場を目前で逃した国府田組は、最終的な目標であるインカレ出場に向けて、再び走り出せ。【文責・浅川明日香、撮影・大嶽悠雅】

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