
第75回京都学生サッカー選手権大会
3月30日、たけびしスタジアム京都で第75回京都学生サッカー選手権大会3位決定戦が行われた。同志社は京産大と対戦。攻めの姿勢を貫き、2-1で勝利を収めた。
スタメンには、GK波多野(スポ4)、DFに鈴木良(法4)、平田翔(法2)、吹田(スポ2)、渡邉(スポ3)、MFに小野(経3)、杉山(スポ3)、廣瀬(スポ1)、馬場啓(文情4) 、FWには山崎(商4)野頼(法3)が起用された。
FA杯への出場は決定しているものの、第1代表で出場するためには勝利が必須の今節。「やるべきことをもう一度整理するということを意識して挑んだ」(望月監督)。前節の敗戦から気持ちを切り替え、調整を重ねて試合に臨んだ。

前半は京産大ボールからスタート。一進一退の攻防が続いた。得点が動いたのは同15分。野頼が相手から奪ったボールを山崎にパスし、放ったボールはゴールへと吸い込まれた。先制点を獲得したものの、油断はできない。相手の攻撃で何度かシュートの機会は与えたが、GK波多野の好セーブにより失点を回避。1-0のいい流れで前半を折り返した。

後半も波多野のナイスセーブが続く。しかし同9分、相手選手が放ったボールがゴールに吸い込まれ、同点弾を決められた。

追加点をあげたい同志社は果敢な攻めの姿勢を見せる。そして同23分、チャンスが訪れた。相手GKが弾いたボールが小野の足元に転がり、こぼれ球をシュート。見事にゴールを決め、追加点を獲得した。試合は2-1で終了し、同志社大学はFA杯へ第1代表での出場を決めた。
まだまだ彼らは歩み始めたばかりだ。高みを目指してチーム一丸となり、天皇杯への切符を手に入れろ。(村川愛実、大橋楓子)