8月７日、山崎運動公園（三重県）において西日本大学女子ソフトボール選手権大会2回戦が行われた。同志社は東海学園大学と対戦。同志社は序盤から得点を奪われ、５－２で敗北を喫した。

初回表、いきなり同志社にチャンスが訪れる。相手投手の投球が乱れ、満塁に。何としてでも１点を奪いたかったが、惜しくも空振り三振に終わり、先制点とはならなかった。

昨日に引き続き先発を務めたのは和田（スポ３）。初回裏、２番打者にソロホームランを浴びてしまう。「チームに勝ちの流れを先発としてもってこれなかった」。2回にも１点を追加され、点差を離されていく。ここで、和田に代わって櫻田（スポ１）がマウンドにあがった。「代わったすぐは勢いよくいけていたが、次でコースが甘くなってしまった」。６回までに３点を奪われ、点差は５点となった。

しかし、このままでは終わらせない。6回、主将・山口（スポ４）が二遊間を破る打球で出塁すると、執念の１点を奪い返した。その勢いで7回にもチャンスを作る。眞嶋（スポ２）がライト方向への安打を放ち、２塁へと進出。４番山口が右中を抜けた二塁打を放った間にホームベースへと帰り、1点を追加した。しかし、それ以上の点差を縮めることはできず試合終了。２－５で敗北を喫した。

昨年に続き、西日本の舞台で2回戦敗退となってしまったチーム。杉原監督は「全体的に爪が甘かった」と振り返った。来月にはインカレが待ち構えている。「今回の負けをどう活かしていくか」（山口未）。今回で浮き彫りになった課題点を改善し、勝利へとつなげていく。（撮影・城山歩美、小野理紗、文責・和泉明日菜）

【スターティングメンバ―】

1眞嶋 (右)
2堀井 (DP)
3弓納持 (左)
4山口未 (捕)
5生駒  (一)
6小笠原(遊)
7塩川 (中)
8高浜 (三)
9鈴木(二)
FP和田(投)

【バッテリー】

和田―山口未、櫻田―山口未