アメリカンフットボール部
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【アメリカンフットボール部】大経大相手にコールド勝ち

2023関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.2

 9月24日に平和堂HATOスタジアム(滋賀県)で2023関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.2、対大経大戦が行われた。昨年3部リーグからの昇格を果たした大経大相手に隙を与えず、35―0でコールド勝ちを収めた。

 1年ぶりのリーグ戦復活で開幕戦白星を飾り、波に乗っているワイルドローバー。気合十分で臨んだ今試合は第1Qから力の差を見せつける。同志社が先攻で試合がスタートし、開始早々から次々とファーストダウンを奪っていく。相手のディフェンスも寄せ付けず、TD。#45高本(法4)のキックも成功し、先制点を獲得した。第1Q、6分が経過した頃、#28戸島(スポ4)のランプレーが決まり約15ydのゲイン。続くファーストダウンも#15佐々木(商3)から#6向井(スポ4)へのパスが成功し、敵陣15ydの地点から約9ydのゲインを奪う。セカンドダウンではパスが不成功となるも、サードダウンで#28戸島が中央をつくランプレーで一気に前進しTD。「味方が押してくれたところを走るだけだったので、すごいチームメイトに感謝」(戸島)。前戦に引き続きTDを決め、感謝を表した。#45高本のキックも決まり、7点を追加すると攻守交代。相手の攻撃が始まるも、ディフェンス陣の堅い守りが目立つ。一度もファーストダウンを取らせず、フォースダウンに持ち越した。相手はパントキックを選択すると、#21西川(政策4)のロングランで約110ydを走り抜きTD。第1Q残り約1分のところでのTDにチームは盛り上がりを見せる。直後のキックも成功し、7点を獲得した。

 「最初のシリーズから得点をできたことをずっと課題にしてやってきたので、それを成し遂げられて良かった」(佐々木)。第1Qで3度のTDを奪い、良いスタートダッシュをきった同志社。続く第2Qでは開始からパスの不成功が続き、フォースダウンとなる。フィールドゴールを選択し、第1Qで3度のキックを成功させた高本が任された。ここまで安定したキックを見せてきた高本だったが、ゴールを外し得点できないまま攻撃権は相手へ。ディフェンス陣の堅い守りが相手を圧倒し、すぐさま攻撃権を奪い返す。しかしここでもパスの不成功が目立ち、追加点を挙げられないまま前半が終了した。

 #38永田(経3)のキックオフで始まった第3Q。ディフェンス陣の素早い動きで相手に攻撃の隙を与えない。3分が経過したころ、#21西川が約30ydのリターンに成功し、同志社の攻撃が再開。パスの成功とランプレーが重なり、残り約7分の時だった。#26久場(法3)が約11ydを走り抜きTDが奪取。第2Q終盤フィールドゴールの失敗があった高本もキックを成功させ、7点を追加した。このまま流れに乗りたいところだったが、相手も黙ってはいない。終盤に差し掛かった頃、相手が約40ydにも及ぶパスを成功させ流れが一気に逆転。何度もランプレーを成功させている天野(大経大)に隙をつかれ約16ydのゲインを許す。反則も重なり、残り1分のところでTDまで残り10yd地点まで迫られる。相手のTOを挟み、フォースダウンでギャンブルを選択。両者ともに緊迫した雰囲気の中、攻撃が再開した。ここでもディフェンス陣の守りが光りパスを阻止。ピンチを招いたものの得点を譲らず、第3Qが終了した。続く第4Qは、出だしから好調な走りを見せる。#32内藤(文情2)が約30ydを走り抜きファーストダウン。#15佐々木から#3加賀(スポ4)へのパスも成功し、TDが視野に入る。しかし、パスの二連続不成功と反則が重なり、なかなかゴールにたどり着くことができない。約4分が経過したとき、悪い流れを変えたのは#26久場。ロングランとはならなかったが、5ydのゲインを奪い、サードダウンへとつなげた。パスの不成功が続く中、今試合何度も安定したパスを送り続けている#15佐々木から#3加賀への約11ydのパスが成功。そのままTDを奪いキックもゴールインすると、連盟の規定により35―0でコールド勝ちとなった。

 「コールドゲームっていうところに満足せずにこれからも練習していきたい」(泉・スポ4)。前戦に引き続き白星を飾り、絶好調のワイルドローバー。しかし、パスの成功率や第2Qでの無得点が課題となり、花丸試合とはならなかった。「まだまだオフェンスの得点力が低いのでそこを改善して今後につなげていきたい」(泉)。今試合で出た課題を修正し、次戦もチーム全体で戦い抜く。(文責・藤田桃江、撮影・沼野涼音)

※HPの不具合により、写真の掲載を一時取りやめております。

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