アメリカンフットボール部
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【アメリカンフットボール部】大事な一戦を勝ちきり、入れ替え戦決めた!

2024関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.2

 11月16日にMKタクシーフィールドエキ(大阪府)で2024関西学生アメリカンフットボールリーグDiv.2、対龍谷大戦が行われた。一時は同点となるも、全員が役割を全うするプレーを披露。35―21で勝利し、1戦を残して入れ替え戦への出場権を獲得した。

 同志社のキックオフで試合が開始。相手にファーストダウンを許すことなく、攻撃権が回ってくる。#15佐々木康(商4)から#81吉森(スポ2)へのパスが成功すると、そのままエンドゾーンへ走り切った。「練習外でも佐々木さんと合わせていたので、パスが通ってよかった」(吉森)。#38永田(経4)のキックも成功し、先制点を獲得した。その後はミスが目立ち、時間が過ぎる一方。残り4分、同志社の反則により自陣20㍎まで攻められる展開に陥る。相手のランプレーを阻止することができず、そのままTD(タッチダウン)を許してしまった。流れを同志社に持ってきたかったが、パス不成功が続いてしまい追加点を挙げることができない。相手に攻撃権が渡ったタイミングで第1Qが終了した。

手を合わせる左・佐々木康、吉森

 続く第2Qは、開始直後から同志社に攻撃のチャンスが回ってくる。開始約30秒、佐々木康から#86羽入(スポ2)へのパスが成功し、敵陣16㍎まで近づいた。その後、QBサックや同志社の反則により不利な状況となる。しかし、サードダウンで佐々木康が羽入へのTDパスに成功。7点をリードするも、残り6分52秒のところで相手がパントしたボールを落としてしまう。パスとランプレーを止めることができず、同点に追い付かれる展開となった。残り4分30秒で同志社の攻撃が開始すると、オフェンス陣が真骨頂を発揮。佐々木康から#87脇田(スポ3)への40㍎のパスが成功し相手陣25㍎付近まで近づいた。佐々木康のQBランも決まり、佐々木康から放たれた鋭いパスを脇田がキャッチしTD。「今季初めてのTDだったので、嬉しかった」(脇田)。21―14とリードを奪った状態で後半戦へと突入した。

ボールを抱える羽入

 同志社の攻撃から始まると、佐々木康のパスやQBランが決まり敵陣5㍎まで攻め入る。そして、佐々木康から羽入のパスが成功しそのままTD。攻撃権が敵チームに移るも、残り1分5秒に#1福本(法4)が相手パスを弾き返す好プレーを演出した。しかし第3Q終了直前、TDパスを奪われ点差を縮められる。続く第4Q、ディフェンス陣の活躍が再び光った。相手のロングパスを#22山本(法3)がインターセプトし攻撃権を奪取。その後も、#56白木(商3)がインターセプトしたボールを、自らゴールラインへ運んだ。「全力で走って、TDを取ろうという気持ちでした」(白木)。最後はランやロングパスで相手に攻撃の隙を与えず、試合終了。35−21で白星を挙げ、観客たちに笑顔を見せた。

インターセプトを決めた山本

 今試合での勝利によって、1部リーグとの入れ替え戦に進出することが決定。「練習や普段の生活でもっと上げられると思うので、素晴らしいチームを目指してやっていきたい」(橋詰ヘッドコーチ)。次戦に控える大阪公立大との一戦で勝利を収め、無敗で入れ替え戦へ。 最終戦まで練習を重ね、貪欲に勝利を求め続けろ。(文責・沼野涼音、撮影・栗林真菜、シンウンス、勝部健人)

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