2024年度関西学生ホッケー秋季リーグ
11月17日にグリーンランドみずほホッケー場(京都府)において2024年度関西学生ホッケー秋季リーグが行われた。中京大相手に1-2で敗れ、2部リーグを2位で締めくくった。
今試合で4年生は引退。最後に悔いを残さないように、チーム全員で全力で挑んだ。試合開始3分、峯山(スポ4)が切り込み、ゴール前で細川(生命1)にパスが通るものの、惜しくも得点にはならなかった。その後主導権を握られ、攻めることが出来ない苦しい時間が続く。14分、PC(ペナルティコーナー)を献上したもののキーパーのセーブで失点を抑えた。
続く第2Q。岡本(商2)の強いストロークを活かして敵陣に前進するも、シュートまで持ち込むことは出来ない。10分、ロングパスを通され数的不利な状態でゴール前まで攻められる。しかし、全員の連携の取れたディフェンスで最後まで守り切った。前半を無失点で折り返す順調な立ち上がりを見せた。
疲れが見えた第3Q。一進一退の攻防戦を繰り広げる中、先に均衡を破ったのは中京大だった。再びPCを献上し、隙を狙ってパスを回されるとそのまま先制点を許した(0-1)。
悔いなく戦いたい第4Q。3分、峯山がハーフラインから華麗なドリブルで相手を抜き去り、ゴール前に入り込む。「引退試合なのでアドレナリンが出て、相手のスティックがよく見えた試合だった」(峯山)。最後は下坂(同女1)が決めて、同点に追いついた。このまま流れに乗り切りたかったが、追加点を決められ逆転を許した。最終Qで同志社の攻める時間が長くなったものの1歩及ばず、1-2で敗北。「今までは大差で負けていた相手。今季で成長を感じた」(佐伯・スポ3)秋季リーグは2部2位で幕を閉じた。
今季から主将を務めた佐伯は「どんなときも4年生にサポートしてもらえて心強かった。感謝の気持ちでいっぱいです」。4年生の思いを託されたこれからの新体制に期待が高まる。(河村柚希)