アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】鈴木・上原が関西ベスト8入り果たす

 8月22、23日に服部緑地陸上競技場特設レンジ(大阪)で、第63回関西学生アーチェリーターゲット選手権大会決勝が行われた。鈴木(スポ2)が7位、上原(スポ4)が8位で入賞した他、福岡(スポ1)が9位、武内(スポ4)と大越(社1)が17位の成績を収めた。

 初日の予選ラウンドでは、1ラウンド72射の合計得点で競われ、上位32名が2日目のトーナメント戦へ進出できる。同志社からは女子部員12名が出場。その中で、3位の上原、10位の鈴木、19位の福岡、22位の武内、31位の大越が予選を突破した。

笑みを見せる鈴木

 2日目には、1セット3射のマッチ戦が行われた。風が強く吹く中、始まった1/16イリミネーションラウンドは早くも激戦となった。武内が先制点を挙げるも、相手に追い付かれ5-5でシュートオフに突入。緊張感が漂う中、8点を射抜いたが、相手は9点とわずかに上回り、悔しくも1回戦敗退となった。また、初出場の大越は予選2位の近大・朝久野相手に2ポイントを奪うも、一歩及ばず敗北を喫した。

狙いを定める大越

 一方、ルーキーの福岡はシーソーゲームとなる熱戦を繰り広げた末、5セット目を奪取し、6-4で勝利を収めた。その他、鈴木、上原が圧倒的な強さを見せつけ、6-2で1/8イリミネーションへと駒を進めた。

エイミング中の福岡

 1/8イリミネーションラウンドでは、鈴木が6-0のストレート勝ちを収め、快進撃を見せたものの、福岡が強敵相手に苦戦を強いられ2回戦敗退となった。上原は、1、3、5セット目が同点となり、試合は6セット目へともつれ込む。5-5でシュートオフとなると、皆が見守る中、両者が出した点数は9点。しかし、的の中央からの距離が近かった上原が勝利となり、1/4イリミネーションラウンド進出が決まった。

ガッツポーズをする上原

 1/4イリミネーションラウンドの鈴木の対戦相手は大越、福岡が敗れた強敵、朝久野だった。1セット目、先制点を挙げられるも、2セット目に28点を出し2-2に並ぶ。しかし、高得点を連発する相手に惜しくも敗れ、2-6で試合が終了。さらに上原も0−6のストレート負けとなり、セミファイナル進出は叶わなかった。

拳を突き合わせる鈴木

 「チャレンジする気持ちで挑んだ」(福岡)。1年生のルーキーが3人も決勝進出を果たし、躍動する姿を見せた今大会。この経験を糧にし、また一段と強くなるであろう彼女たちに期待が高まる。一方、4回生にとってはラストの関個であった。「ここで負けたのが本当に悔しかったので、1ヶ月後のインカレで爪痕を残したい」(上原)。来月には全国の強豪らが集うインカレが行われる。思いの詰まった大舞台で名をとどろかせるべく、残り1ヶ月、鍛錬を積み重ねる。(西村早智)

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