4月24日、同志社大学京田辺キャンパス洋弓場(京都府)で女子第57回関西学生アーチェリーリーグ第4戦が行われた。出場メンバーは上原(スポ3)、竹澤(スポ2)、武内(スポ3) 、関根(スポ1)、村本(スポ3)。1962-1751(上位3名の合計)で梅花大に勝利し、リーグ開幕4連勝を飾った。
声援に応える武内
大雨の中、開始した50㍍ラウンド。3年の上原、武内が1、2エンド目から50点を超える高得点を出しチームを鼓舞した。
続く3、4エンド目、今回初スタメンの村本が50点をたたき出す。リーグ戦3試合とも、リザーブメンバーで機会を待ち続けていた村本。「ずっと入りたかった」。選手を懸命に応援する傍ら、胸に秘め続けていたその思い。誰よりも今試合に懸けていたからこそ、50点を取った時、喜びと共に安堵した表情を見せた。
リリースをする村本
悪天候というコンディションの中、安定感ある行射で得点を維持した50㍍ラウンド。931-819(上位3名の合計)で同志社がリードし折り返した。
雨も少し弱まり、始まった30㍍ラウンド。上原が2エンド連続で30金をたたき出し、1、2エンド合わせ60金を出す。エースの貫禄を見せつけた。「いい波に乗っていこう」(白川・商3)。続く3エンド目、全員が28点以上の高得点を出し、チームの士気が一段と高まる。更に3、4エンド目、上原に続いて武内が60金を出した。
60金を出した上原
5エンド目には村本が30金。念願だったリーグ戦の舞台で、実力を遺憾無く発揮した。その後も途切れることなく高得点が連続し、ほぼ全てのエンドで30金が出される展開に。今試合の30金の総計は、リーグ戦最多の12回。稀にみる30金の連続に、会場の盛り上がりは最高潮に達した。勢いは留まることなく、11、12エンド目には全員が55点以上の高得点を取る。最高の締めくくりを見せ、梅花大に1962-1751で勝利した。
笑顔を見せる村本
「今までのリーグ戦の中で1番いい試合だった。チームで戦っていた感じがした」(白川)。これまでの4試合で団結力は高まり、着実に強いチー厶へと成長してきた。リーグ戦も残す所、あと一戦。培ってきたチーム力を武器に、リーグ優勝に向けて邁進せよ。(西村早智)