12月21・22日に近畿大学記念会館(大阪府)で第28回関西学生アーチェリーインドア選手権大会が行われた。同志社からはリカーブ部門で江口(商1)が4位入賞を果たした。
1日目の予選ラウンドは60射の合計点数で競われ、上位32名が決勝ラウンドに出場できる。同志社からは12名が出場。その内予選5位の福岡(スポ2)、12位の江口、14位の鈴木(スポ2)、16位の林(スポ1)、22位の竹澤(スポ4)、28位の関根(スポ3)の6名が2日目の決勝ラウンドに駒を進めた。
2日目の決勝ラウンドは、1セット3射のマッチ戦が行われた。1/16イリミネーションラウンドでは、福岡と関根の同校対決が繰り広げられた。自己新記録を更新し、予選5位をマークした福岡は第1•2セットを27-26、29-28と僅差で上回った。その後も30点の満点を叩き出し福岡に軍配があがる。林、江口は順調に点数を重ね、初戦を突破。安定した得点を維持するも相手が上回り、鈴木、竹澤は敗退となった。
3名が勝ち上がった1/8イリミネーションラウンド。またも福岡の相手は同志社の江口。江口が4連続で29点をキープすると、福岡も負けじと食らいつく。シュートオフに持ち込むと9-0で江口の圧勝となった。「勝負どころで落ち着いてできるように練習に励みたい」(福岡)。林は今大会優勝者の近大・朝久野と対峙(たいじ)。高得点をマークするも相手が30金を連発し、太刀打ちできず2回戦敗退となった。
江口のみが出場した1/4イリミネーションラウンドの相手は近大・朝久野。初回に29点同士で引き分けとなり、差をつけたい江口だったがその後調子を崩す。27-27-29と横ばいになると、朝久野は28-30-30を記録し1-7で敗北を喫した。「順位がかかってきたところで緊張に勝てなかった」(江口)。ブロンズメダルマッチに進み、3位を狙うが、一歩届かず4位入賞となった。
競り負ける場面が多くあった今大会。「同志社の名前を他大学に見せつけて、より多くの賞状を持って帰りたい」(関根)。来月開催されるインカレでさらなる飛躍を誓った。(青山由菜)