
女子第60回関西学生アーチェリーリーグ戦
4月6日、同志社大学京田辺洋弓場(京都府)で女子第60回関西学生アーチェリーリーグ戦の第1戦が行われた。出場メンバーは関根(スポ4)、福岡(スポ3)、鈴木(スポ3)、林(スポ2)、江口(商2)。合計点数1990-1803で梅花女大に圧勝した。

快晴の下、春季リーグ戦の幕が開いた。リーグ戦では、50㍍ラウンドと30㍍ラウンドが続けて行われ、各ラウンド上位3名の合計点数で競う。同志社が後攻で開始した50㍍ラウンド。1回目は全員が25点以上をマークし、1エンドは林と福岡が54点と好調な滑り出しを見せた。「みんな(林)若奈に続いていこう」(関根)。 3エンドの前半には、林が29点をたたき出し、チームを勢いづける。中盤に時折強い風が吹き抜けるも、タイミングや狙いを修正しながら高得点を維持する選手たち。50㍍ラウンドは956-829で同志社が大きくリードして、試合を折り返した。

続く後半戦、30㍍ラウンドが始まった。1回目は鈴木と林が29点を出し、林は2回目の行射で今日初めての30金を記録する。さらに林は次のエンドでも続けて30金をマークし、驚異の90金を達成。ここからは午前の試合を終えて帰ってきた男子の声援も加わり、同志社の勢いが止まらない。3エンドには関根が30金、その他の4人が29点と高得点を重ねていく。


さらに、4エンドに鈴木が30金、5エンドに福岡が30金と完璧な行射を披露。30㍍ラウンドで上位3名の合計点数1036点を獲得した同志社は、最終結果1990-1803で梅花女大に勝利を果たした。冬のインドアで磨いた個々の力を最大限に発揮し、チームの団結力を存分に示した選手たち。リーグ戦優勝に向けて、次戦の甲南女子大戦も着実に勝利をつかみ取ってほしい。(岡本和香)