アーチェリー部(女子)
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【アーチェリー部女子】インドアインカレで上原がベスト4入り

2月16・17日、駒沢オリンピック公園総合運動場 屋内球技場(東京都)で第 21 回全日本学生室内アーチェリー個人選手権大会が行われた。同志社からは上原(スポ3)、武内(スポ3)、村本(スポ3)、中川(法2)、瀧川(スポ2)、関根(スポ1)が出場。そのうち、上原が4位入賞を果たした。

狙いを定める中川

1日目の予選ラウンドでは18mを60射した合計点数で競われ、32位以上が決勝ラウンドに出場できる。安定して高得点を獲得した5位の上原、20位の武内が決勝ラウンド進出の切符をつかみ取った。

2日目に行われる決勝ラウンドはトーナメント形式で、1セット3射、最大5セットで行われる。

1/16イリミネーションでは、武内が3ポイント取られた後に30金をたたき出し、同点に並ぶ。しかし、高得点を維持する相手に一歩及ばず3-7で惜敗を喫した。一方の上原は、6-0のストレート勝ちで危なげなく通過し、1/8イリミネーションへと駒を進めた。

行射中の武内
行射中の上原

1/8イリミネーションでも勢いは留まることなく、30金を2度も出すなど圧倒的な強さを見せつける。6-2で勝利し、1/4イリミネーションへと突入した。

続く1/4イリミネーションは白熱した試合となる。両者譲らずシーソーゲームの末、5-5でシュートオフへ。一射勝負の緊張感が漂う中、上原が射抜いたのは10点ど真ん中。一方、相手の矢は9点に刺さった。ここで上原のベスト4以上が確定した。

微笑みを浮かべる上原

セミファイナルの相手は、大会新記録で予選1位通過した朝久野(近大)。決勝戦進出を懸け、強敵相手に接戦を繰り広げる。互角の勝負で決着がつかず、試合はシュートオフに持ち込まれた。会場が緊張感に包まれる中、矢が的に当たる音がした。上原の矢は9点に刺さっていた。一方、相手が射た矢は10点に。僅か1点の差で、決勝戦進出を逃した。

応援する部員を見る上原

続くブロンズメダルマッチでは、予選2位通過の園田(早大)との対戦。上原が29点と高得点を出すも、相手は3セットとも30金と脅威の点数を叩き出し圧倒的な実力を見せつける。0-6のストレート負けを喫し、結果4位となった。目前にメダルを逃した上原は悔しい表情を滲ませた。

全国の舞台でベスト4と実力を示した上原はリーダーとして次なるリーグ戦を見据えていた。「リーグ戦に向けて団体戦を重視した練習していきたい」。インドアシーズンで培った個々の力を生かし、次はチーム一丸となって突き進む。(西村早智)

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