アーチェリー部(男子)
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【アーチェリー男子】インカレインドアで躍動

 2月16日・17日、駒沢オリンピック公園総合運動場で第21回全日本学生室内アーチェリー個人選手権大会の予選・決勝ラウンドが行われた。1日目の予選ラウンドを勝ち上がり、高久(商3)、髙井(スポ1)、鷲津(商1)が2日目の決勝ラウンドに進出。健闘するも髙井、鷲津が9位、高久が17位となった。

 関西インドアなどを経て、今シーズン最後のインドアとなった今大会。60射の合計点数で競い合う1日目の予選ラウンドでは同志社から10名が出場した。そのうち髙井は出場選手唯一60射すべてをゴールドと言われる9点と10点に入れ、予選ラウンドを1位で通過。2日目の決勝ラウンドに向けて「悔いがないように戦いたい」と意気込み1日目を終えた。

矢を放つ髙井

2日目の決勝ラウンドでは予選の順位に基づいたトーナメントが行われる。各セット3射ずつ射ち、その合計点が高かった方に2ポイントが加算(引き分けであれば両選手に1ポイントが加算)。6ポイント先取で勝敗を決める。全国大会ならではの独特な緊張感が漂う中、1/16イリミネーションラウンドから試合が始まった。

フォロースルーをする高久

1/16イリミネーションラウンドに出場したのは高久、髙井、鷲津の3名。高久は格上の選手を相手に必死に食らいつき1セット目を先取するもその後は僅差でセットを取られ、7―3で敗退。一方、予選ラウンドを1位で通過した髙井は安定感のある行射を見せる。4セット中3セットで30金を出し、7―1で難なく勝利した。予選を15位で通過した鷲津は一進一退の戦いを繰り広げ、同点で最終セットを迎える。粘り強さを見せつけ、1点差で接戦を制した。

行射をする鷲津

続く1/8イリミネーションラウンドに出場したのは髙井、鷲津の1年生コンビ。鷲津は予選ラウンドを2位で通過した選手を相手に0-6のストレート負け。悔しさをにじませた。高井は2セット目までを30金で終える好調ぶりを見せる。しかし、3セット目で3射全て9点を射ち相手に初めて2ポイントを取られると形勢逆転。3-5で最終セットを迎えた。引き分け以下で敗退が決定する重要な場面。最初の2射は10点を射抜き、調子を取り戻したと思われたがラスト一射で痛恨の8点。相手と同点、引き分けとなり1/4イリミネーションラウンド進出を逃した。

応援メンバーを見る髙井

各々の目標に向かって日々努力し、実りの多かったインドアシーズン。自己ベストを更新できたメンバーも多かった。個人の実力やモチベーションは着実に上がっている。「インドアシーズン中に個人で高めたものを集約してもっと団体で強くなっていきたい」(高久)。次に見据えるのは春のリーグ戦。同志社の強みであるチームの団結力を発揮し、さらなる活躍を目指す。(俣野百香)

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