アーチェリー部(男子)
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【アーチェリー部男子】リーグ戦開幕3連勝

 4月16日、大阪大学洋弓場で男子第63回関西学生アーチェリーリーグ戦第3戦が行われた。同志社からは、高久(商4)、𠮷田(商1)、髙井(スポ2)、鷲津(商2)、大西(商4)、川嶋(スポ3)、籔田(心理3)、本庄(商4)、畑本(商4)、長田(商3)の10名が出場(うち畑本・長田はメンバーチェンジ)。神戸学院大に3322-2917(上位5名合計)で勝利し、開幕3連勝を果たした。

円陣を組む部員たち

 新学期が始まり、第2戦目から一週間という短い期間で調節を図り、万全の状態で挑んだ。

 50㍍ラウンドから試合が開始。出だしから𠮷田と大西が低調に苦しんだ。また、1ラウンド目に55点を叩き出した籔田が2ラウンド目から不調続き。ミスが重なり、不安そうな表情をみせる籔田に長田は「大丈夫、大丈夫!今の良かったよ!」と声掛けを欠かさない。応援メンバーの声援に応えて徐々に調子を取り戻した。

行射をする鷲津
(左から)グータッチをする本庄・長田

 一方、第2戦目に引き続き、安定感を光らせたのは鷲津と本庄。1年生時から実力を伸ばし続けている鷲津は「自分らしく射とう」と最後の1射まで集中力を切らさず、高得点を連発した。また、本庄は50㍍ラウンドでメンバー唯一の30金を達成。4年生としての意地をみせつけ、今試合もチームに大きく貢献した。

 本調子でないメンバーもいたが、4名が毎エンドで50点以上と奮闘し、1604-1334で前半を終えた。

30金を出し喜ぶ籔田
30金を連発した高久

 後半の30㍍ラウンドでは50㍍ラウンドで調子が振るわなかったメンバーも復調。30金を報告する声が止まらない。5ラウンド目には高久、大西、川嶋、籔田の4名が30金を記録した。中でも一貫して強さをみせつけたのは主将・高久だ。毎ラウンド、9点以上に抑え36射合計348点。30金を合計5回達成し、主将として好成績でチームを引っ張った。前戦同様、大差をつけ3322-2917で試合終了。3戦続けてハイレベルな行射で圧勝した。

行射をする出場メンバー

「攻めの姿勢で次の試合は点数を30点、40点上げるくらいの気持ちで臨みたい」(高久)。チームのレベルは試合を重ねるごとに上がり、高い点数を出しても現状に満足するメンバーはいない。常に「自分は何をしたいのか?」「次につなげるためにはどうすれば良いのか?」を考えて行射を行う。この向上心溢れる姿勢が着実な成長を実現しているに違いない。次戦もさらなる高みを目指し、勢いそのまま4連勝へ向けて突き進む。(俣野百香)

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