アーチェリー部(男子)
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【アーチェリー部男子】大勝で記録更新を果たし歴代最強の座を獲得

 4月21日、関西学院大学洋弓場で男子第64回関西学生アーチェリーリーグ戦第3戦が行われた。同志社からは、鷲津(商3)、籔田(心理4)、矢野(スポ4)、川嶋(スポ4)、𠮷田悠(商2)、高井(スポ3)、吉田凛(生命2)、長田(商4)、MC岩尾(文情4)、MC小田(商4)の10名が出場(うち岩尾・小田はメンバーチェンジ)。神戸大に3371-2822(上位5名合計)で勝利し、開幕3連勝を果たした。

行射中の矢野

 「第3戦では第1戦の自分たちを超えて最高点を更新したい」(岩尾)と意気込み挑んだ今試合。あいにくの雨に打たれながら、50㍍ラウンドから幕は開けた。第1・2エンドともにメンバー全員が50点を超え、中でも鷲津と長田は58点を叩き出す幸先の良いスタート。ホーム以外での試合は今シーズン初となったが、応援チームの声援は期待を裏切らず選手たちを奮い立たせる。その後も安定した行射を続けて、徐々にリードを広げた。中でも存在感を放ったのは、岩尾に代わりリーグ戦初出場となった矢野。50㍍ラウンド全てのエンドで50点を超え、エンド毎アベレージも54点を超える活躍を披露した。50㍍ラウンド終了時の上位5名の得点は1634点と、悪天候ながら第1戦の1612点を上回ることに成功。神戸大にも350点までリードを広げ最高の状態で試合を折り返した。

得点コール中の高井
微笑む鷲津

 雨脚が強まり、選手のコンディションにも悪影響を与えると予想された30㍍ラウンド。しかし、同志社の放った矢は揺さぶられるどころか更に調子を上げた。第1エンドから籔田が60金を的中させると、それに負けじと高井が第2・3エンド連続で60金を達成。鷲津も60金は無かったものの、どのエンドでも58点以上を叩き出し、「ナイショー!!」の声を戦場に響かせた。その後も最終エンドまで全員が調子を崩すことなく打ち抜き、3371-2822(上位5名合計)で大勝を収めた。

喜びを露わにする長田

 今試合、目標としていた第1戦の3336点を大きく上回ることに成功。またそれに留まらず、同志社大学アーチェリー部男子の歴代の記録をも更新した。岩尾の代わりにゲームリーダーを務めた副主将の長田は「雨の影響は大きかったが、臨機応変に対応し目標を達成することができてよかった。しかし、まだまだ改善点があるので現状に満足はしていない」と更なる高みへ大志を抱いた。目標である優勝決定戦まではあと2週間。歴代最強のチームで各々が力を尽くし、関西1位の座に同志社の名を轟かせろ。(西川有人)

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