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【ソフトテニス部】悪天候の中熱戦繰り広げ、2名がベスト4入り

令和6年関西学生ソフトテニスシングルス大会

 4月20〜21日に令和6年関西学生ソフトテニスシングルス大会が行われた。男子部は33人、女子部からは10人が出場し、2日目に行われたベスト8決定戦には男子部から7人が出場。強者相手に粘りを見せ、大原(経4)、清水(商1)の2名がベスト4入りを果たした。

レシーブを打つ長根(スポ2)

ベスト8入りを果たせば、今夏のインカレでのシングルスの出場権が得られる今大会。ベスト8決定戦には、沼尾(文情4)、林(社4)、大原、土居(法4)、清水、塚本(スポ1)、長根の計8名が進出し、約半数が同志社が占める大激戦となった。

ガッツポーズをする林

熱戦を制しべスト4決定戦へ出場権を獲得したのは、林、大原、土居、清水の4名。ここで急激に天候が悪化し、大雨の中試合が進行することとなった。視界が雨に妨げられる中迎えた準々決勝。土居、清水が対戦相手に当たり、同志社同士の戦いが繰り広げられた。大原は大教大、林が強敵立命大との対戦が始まった。

ラケットを構える土居

昨年の大会で準優勝を果たした林だが、強敵相手に大苦戦。相手にペースを奪われ、点を着実に奪い返すも、セットを取りきれず0-4で敗北を喫した。土居と清水は、五角の戦いを繰り広げるも、新星清水が好調を見せ、4-2で準決勝へ駒を進める結果に。

ここで最も粘りを見せたのは大原だ。1セット目から奪われ相手にリードを許すも、デュースの末2セット目を強奪。次の3セット目を奪われるが、4セットを奪うシーソーゲームを6セット目まで繰り広げ、ファイナルゲームまで持ち込む接戦を見せた。

喜びを表す大原

ファイナルゲームでは、これまでの五角の戦いとは打って変わり大原が後半で巻き返す。G2-3で折り返し地点を迎えるも、その後連続4点を決めると、主導権を握る。マッチポイントで相手のボールがアウトとなり、準決勝へと駒を進めた。

続く準決勝では、大原、清水ともに強敵の立命大と戦い。清水は、林が敗北した相手に死闘を繰り広げた。G4-2で1セット目をものにすると、リードを相手に譲ることなく第2セットも獲得。しかし、第3セットで相手にプレースタイルを攻略され、3セット連続で奪われる展開となった。ここでなんとか粘りを見せ、ファイナルゲームまで持ち込むことに成功。3点を先取されるも、G5-5で互いに譲らない戦いを繰り広げる。しかし、相手の巧みなレシーブに翻弄(ほんろう)され、準決勝敗退に終わった。

狙いを定める清水

悪天候の中、激戦を戦い抜き同志社からは2名がベスト4入り。準決勝では、同志社2名、関学大2名が進出を決め、同志社対関学大の戦いとなった。5月には関西学生ソフトテニスリーグ戦が行われ、関西の大学の頂点が決まる。前回王者である同志社は、王座を守り抜くため日々練習に励む。今年も強い団結力で、王者の意地を見せつけろ。(文責・白川愛梨、撮影・矢部彩香)

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