アーチェリー部(男子)
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【アーチェリー部男子】近大との優勝決定戦に敗れるも、王座でリベンジ誓う

男子第64回関西学生アーチェリーリーグ戦

 5月5日、近畿大学アーチェリー場(奈良県)で男子第64回関西学生アーチェリーリーグ優勝決定戦が行われた。同志社からは、鷲津(商3)、岩尾(文情4)、、川嶋(スポ4)、𠮷田悠(商2)、高井(スポ3)、籔田(心理4)、吉田凛(生命2)、長田(商4)、MC矢野(スポ4)、MC奥西(文情1)の10名が出場(うち矢野・奥西はメンバーチェンジ)。 3117-3215(上位5名の合計)で近大に敗北し、準優勝となった。

狙いを定める岩尾


 主将セレクションで岩尾と3年生エースの鷲津が今年の漢字として定めた「怒濤(どとう)」。岩尾組は文字通り、怒濤の快進撃で全ての試合を圧勝で収めAリーグ優勝を果たした。 「優勝決定戦で近大に勝つことを目標に努力を積み重ねてきた」(岩尾)。しかし、彼らの目標はその先にある優勝決定戦で勝利し西の頂に立つこと。優勝決定戦ではこれまでとは異なり、70㍍ラウンド12エンドで上位5人の合計得点を競う。

エイミング中の長田


 会場に風が吹き荒れる悪天候の中、前半戦が幕を開けた。第1エンドから岩尾と長田が50点を超えるも、近大は選手8名全員が50点以上を記録。風に煽られながらなんとか喰らいつくも、徐々に差を広げられる。前半戦終了時には約50点のリードを許し試合を折り返した。

選手を鼓舞する応援メンバー
試合後の選手達


 後半戦が開始し、互いの応援合戦の勢いも増す。風もようやく収まり、後半戦第1エンドではメンバー全員が50点以上を記録。しかし、近大も負けじと調子をあげた。「相手の点数を意識しすぎて自分らしく射ることができなかった」(長田)と強豪のただならぬ威圧感が選手たちを襲った。その後も、力を振り絞り最後の一射まで奮闘を見せるも3117-3215で試合は幕を閉じ敗北を喫した。
 西の絶対王者との実力差を痛感させられた今試合。しかし1ヶ月後には王座決定戦が待ち構える。「この1ヶ月で王座に勝てるようにしなければならない」(岩尾)とすぐに前を向き歩み始めた。今大会で抱いた悔しさを晴らすべく、全国の舞台でリベンジを果たせ。(西川有人)

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