アーチェリー部(男子)
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【アーチェリー部男子】関西個人選手権をベスト16で散る

 8月20日・21日、服部緑地陸上競技場特設レンジ(大阪府)で第64回関西学生アーチェリーターゲット選手権大会が行われた。1日目に予選ラウンドが行われ、2日目にはマッチ形式の決勝ラウンドが繰り広げれた。同志社から予選を勝ち抜き、決勝ラウンドに駒を進めたのは岩尾(文情4)、高井(スポ3)、鷲津(商3)、𠮷田(商2)、木下(スポ1)の5名。

構える高井
振り向く鷲津


 王座決定戦を機に、前主将である岩尾からバトンを受け取りチームを率いる高井は、「しっかりと調整して結果が出せように挑んだ」と結果にこだわるスタンスで今大会に臨んだ。夏の暑さが猛威を振るう中、決勝ラウンド1/16イリミネーションから戦いが開幕。岩尾、鷲津に加えてルーキーの木下らは、強豪近大相手に屈することなく勝利を掴み1/8イリミネーションに駒を進めた。しかし、2年生エースの𠮷田悠は第1・2セットを奪い取りセットカウント4-0で幸先のいいスタートを切ったが、ここから相手に3連続でセットを献上。悔いが残る敗戦となった。新主将の高井は序盤から一進一退の攻防を続け、勝負の行方はシュートオフにもつれ込んだ。「詰めが甘いところがでてしまった」(高井)と、的の中心に近い矢を放った相手にポイントが与えられて惜しくも敗退。

狙いを定める木下
シュートオフ中の岩尾


 続く1/8イリミネーション。鷲津は予選を2位で通過した近大の川崎と激突。手強い相手に果敢に挑むも、勝負強さを見せつけられ2-6で敗北を喫した。木下も予選を1位で通過した近大の原口と対戦。物怖じせず堂々とした行射を披露するも要所でセットを取りきれず2-6で敗北となった。前主将を務めた岩尾は、相手の勢いにのまれ第1・2セットを献上し窮地に追い込まれた。しかし、続く第3セットを同点に収め第4・5セットを奪い取り5-5のシュートオフに持ち込んだ。多くの仲間が鼓舞するも、結果は報われず敗戦。各々に悔しさが残り、同志社の今大会は終了となった。
 新体制が始まり、早2か月。高井組はまだまだ成長の最中にある。「マッチ戦を想定した練習を増やして、試合慣れする」(高井)。9月に控える全国の舞台で、余すことなく実力を発揮して栄光を掴み取れ。(西川有人)

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