陸上競技部
HEADLINE

【陸上競技部】ロードの部、悔しさ残る

4月21日、ヤンマーフィールド長居付設長距離競走路にて、第99回関西学生陸上競技対校選手権大会ロードの部が行われた。山﨑寛太(経3)、太田亮爾(スポ3)、松本直樹(スポ2)の3人が出場した。

 1°09’20、17着でゴールしたのは山﨑。8位以内に入って、チームのために得点を取る気持ちで挑んだ今大会。前半は先頭集団に着いていき、好調な走りを見せたが、徐々にその差が広がっていく。後半の粘りを意識して練習したが、「レースの流れに乗れず、踏ん張りどころで踏ん張れなかった点が後半の失速に繋がった」と語った。しかし、最後まで諦めずに前を追って走り続けた山﨑。ラスト100mでも残りの力を絞り出し、走り抜けた。

山﨑選手

 松本(スポ2)は粘り強い走りを見せるも悔しさが残るレースとなった。「先頭について粘るだけ粘る」この言葉通り、スタートから先頭の真後ろについてレースを展開。しかし、「頑張って走っているのに、実際は、あまり速くない感覚」と、自身の感覚と実際のタイムに差が生じる。本来ならついていけるペースだったが、3キロ地点で遅れをとり、離れてしまう。その後も後続に抜かれるも立て直せないまま、ゴール。想定外の結果だった。「なによりもこのレースのために応援してくれた部員の皆様に本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。」と悔しさをにじませる。冬季に怪我を負い、自信を持ったトレーニングができなかった今大会。それでも先頭についいく強気の走りをみせ、最後まで駆け抜けた。部員の応援が励みとなり全力を出し尽くすことができたのだ。

松本選手
太田選手

それぞれが自身の力不足を痛感した今大会。5月末には関西インカレT&F(トラックアンドフィールド)の部が控えている。得点し、チームに貢献することができるのか。今回の悔しさを晴らそうと選手たちは執念を燃やす。(家村有多、中田悠里)

ページ上部へ