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【ハンドボール部女子】新人戦で課題浮き彫りに

6月11日、びわこ成蹊スポーツ大学(滋賀県)にて第28回 関西学生ハンドボールトーナメント選手権大会が行われた。3回生を中心に、4回生がいない中行われた新人戦。技術でもチームを牽引する堀を中心に進める中で行われた。4回生の人数が少ない分、3回生が中心となり、全員が声を掛け合ってチームを鼓舞したい」(堀)。全員が活躍する互角の戦いの末、15-19で敗北を喫した。

円陣を組む同志社


試合を動かしたのは武庫川女大。狙いを定めたコースでシュートを決められるも、個々のスキルで応戦。フェイントを上手く使いネットを揺らす。自陣のファウルによるペナルティが続き痛い2失点。田邊(スポ1)の好セーブが光り後半10分には堀(スポ3)によるペナルティシュートで逆転に成功。前半16分には相手のタイム要請を機に速攻を許し2点を追いかける展開に。互角の戦いの末、10-11と1点ビハインドで前半を終える。

シュートを放つ鍋島(商1)


後半開始後、相手の屈強なDFが攻撃を阻みなかなか得点を決めることができない。後半3分で3得点差に広げられると、劣勢へと追い込まれる。必死に食らいつき山道(スポ2)のロングシュートに続き堀の速攻が決まる。後半10分、タイムを要請し流れをリセットし残りの試合に臨む。しかし流れは相手に渡したまま後半20分には5点差に。「DFから速攻の流れを着実にしている点が劣っていた」(堀)。最後まで喰らいつくも覆すことなく15-19で試合を終える。

速攻に繋げる堀(スポ3)

サイドシュートを決める川野(スポ3)


「要所でミスをしてしまった」(堀)。偏った選手ではなく、様々な選手がコートに立ち活躍するも課題が浮き彫りとなった。4回生が戻ってくる西インカレでも、下級生の活躍が鍵となる。全員が声を出し、目標の全インカレに向け日々成長を遂げる。(長瀬来瞳)

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