ハンドボール部(男子)
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【ハンドボール部男子】

6月11日、第28回関西学生ハンドボールトーナメント選手権大会が桃山学院大学(大阪府)にて行われた。相手は関学大。下級生を中心に白星をつかむべく奮闘したが23対34で敗北を喫した。

円陣を組む選手ら

試合前の選手ら

春季リーグ終幕から2週間という短い準備期間で迎えた新人戦。「しんどい時こそ声を出して、最後まで走り切ろう」(野崎・理工3)春リーグの主要メンバーが不在で人数が少ない分、チーム一人一人の頑張りに勝負は委ねられた。先制点を奪ったのは同志社。点の取り合いが続き拮抗した展開に。先に点を連取したのは関学大。野崎の好セーブも見られたが、緊張から小さなミスが目立った。根間(経3)の同志社5点目の得点を最後に、関学大が7点を連取。一気に点差を広げられた。連続得点を断ち切ったのは上村(スポ・2)。なんとか流れを取り戻したかったが、試合は相手ペースに。関学大16点目を野崎が食い止め、7ー15で前半が終了した。

ディフェンスをけん引した根間

前半で開いた点差を縮めるべく迎えた後半。南家(法・2)が後半最初の得点を決めたが、3点連取を許す。同志社も完全にペースを持っていかれまいと、春リーグ2位の関学相手になんとか食らいつく。相手のイエローを機に点差を縮めたかったが、前半で離された点差は大きくそのまま23対34で試合は終了。悔しさの残る結果となった。

Bチームキャプテンを務めた野崎

「今まで出場機会がなかったメンバーが試合に慣れる良い経験だった」(野崎)。結果は奮わずだったが、今試合を通して得た収穫は大きい。春リーグで全員出場が叶わなかったからこそ、一年生含む下級生がコートに立つことができたことはチームとしても大きな一歩である。8月に控える西日本インカレでも下級生の活躍は必要不可欠だ。新チーム結成時から掲げてきた「全日本インカレ出場」。今大会で出高台はチーム全体の底上げにつながるに違いない。今試合を通し、新たに出た課題を修正し、万全の状態で愛知に足を踏み入れる。(柴田菜々子)

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