6月11日に大阪教育大学サッカー場で関西学生女子サッカー春季リーグ第6節が行われた。同志社は大阪教育大と対戦し、0-1で敗北。勝ち点を逃した。
雨でコンディションが悪い中、試合が始まった。序盤は両者が一歩も引かない互角の戦いが展開。前半20分、相手チームのロングパスが通りFWにボールが渡った。ピンチに陥ったもののCBの主将若林(文情4)を中心に全員で死守。失点を許さなかった。前半30分、反撃に出たい同志社は積極的にセカンドボールを触りに行きボールを奪うことに成功。一気にラインを上げ、ペナルティエリアまで侵入するも、あと一歩のところで相手に封じ込められた。前半37分、再度失点の危機を迎えるも相手のシュートは枠外。前半戦、何度も相手の厳しい攻めを守り切った同志社は0-0で後半戦に望みを繋げた。
先制したい後半戦。序盤から同志社が試合の主導権を掌握。後半8分、滋野(理工1)がドリブルで突破しようと前線に進んだ結果、絶好の位置でFKを獲得した。FKを任されたのは、以前にもFKを決めたことがある若林。しかし若林のシュートは枠外に消え、先制することができなかった。後半12分にもCKを獲得するも得点が入れられず、もどかしい状態が継続。競った試合の終了間際に均衡が破られた。裏パスを通され、絶体絶命のピンチを迎えた同志社。一度は防いだものの2度目のCKで痛恨の失点を許した。その後も果敢に攻め続けたが同点にすることができず、大教大に0-1で敗北を喫した。
奥井コーチは「悔しい敗戦ではあったが、ディフェンスラインのロングボールの対応など良い場面は何度もあった」と帰って来る選手らを讃えた。来週の試合は前期最終節となる。チーム一丸となって勝ち点を取りにいく。(文責・駒嶺錬、写真・家村有多)