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【陸上ホッケー部男子】苦戦するも勝利を掴んだ

6月9日、立命館大学OICフィールド(大阪府)で関西学生ホッケー春季リーグ第3節が行われた。同志社は大阪大と対戦し、2-2で同点。SO戦に持ち込みリーグ3勝目を掴み取った。

シュートに喜ぶ中野(商1)

第1Qは開始早々から各陣営へ攻め込み、両者引けを取らないオフェンス。残り8分で早々にシュートを決まり、第1Qからペースを掴んだ同志社。攻撃的な姿勢でゴールラインまで何度も攻め込むも、点数には繋がることは無いまま、クウォーター終了となった

 続く第2Q、もう一点取り切りたい局面で選手たちの勢いに拍車が掛かる。冨田()がシュートチャンスを生み出すも、ここは決まらず。しかし、積極的な攻め込みでpcへ持ち込む。追加点にあと少しのところだったがここは失敗に終わった。ここで負けていられない同志社。キャプテン金田の身を挺したディフェンスから猛進、堀、冨田に連携したパスを繋ぎ、シュート成功。2点目を獲得し、チームのボルテージは最高潮に達する。

その後はPCでの失点ピンチや、坂間(商3)のシュートチャンスなどが続くも点数が動くことはなくクウォーター終了。

第3Q開始から圧巻のディフェンスで相手を自陣に寄せつけない同志社。開始から6分。自陣奥深くに入り込まれ、ゴールギリギリのシュートを止めきったキーパー塚野。ピンチを免れた直後、堀にめがけロングパスで仕掛けるもここはパス失敗でカウンターならず。残り5分、ボールの持ち主が目まぐるしく変わる密集戦が多く展開される中で、両者得点には繋がらない。

点数が動かぬまま次クウォーターへ。

防御力を見せつける同志社

迎えた最終Q。同志社ボールから始まった最終戦、同志社のpcで守り切りたい局面で2回に渡ったが持ちこらえた。13分にはシュートチャンスを生み出したものの、カウンターで一気に自陣pc、そのまま今試合初失点となってしまう。

その後、両者シュートチャンスをものと出来ず、睨み合いは続く。開始から5分、工藤に独走パスで会場は沸く、パスは届かず、惜しくも得点を逃す。最終戦も佳境。ここに来て相手P C。必死のディフェンスで1度は耐えるも、またもや相手pc。相手の鋭いパスに失点してしまい同点に持ち込まれる。両者のボルテージは上がり坂間が果敢な攻め込み。互いに猛撃を繰り出し、ラストまで激戦の戦いとなる。しかし試合終了のホイッスル。2-2で試合はso戦へ移る。

SOには坂間.冨田.金田.工藤.中野.が出場。順に可憐なシュートを決めていくも3-3で一巡目が終了。失点し切ると終了という緊張かが走る中で坂間がシュートを決め会場は歓声に包まれる。キーパー塚野の決死のガードで相手シュートを止めきり、中野がシュート成功で勝利。

ゴールを狙う坂間

試合を終え、キャプテンの金田は「後半から課題点が見えた。次戦で修正していきたい」と振り返る。安定感のあるディフェンスと相手を翻弄するアタックの双璧で、次戦の神戸大を打ち破れ。

(文責・撮影:倉田蓮大)

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