バドミントン部
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【バドミントン部男子】インカレ初戦敗退し、石和組終幕

 10月7日、パロマ瑞穂アリーナ(愛知県)において第74回全日本学生バドミントン選手権大会が行われた。同志社は東日本の強豪校明治大と対戦し、0-3でストレート負け。石和組の戦いは幕を閉じた。

構える吉田(文情1)

 第1シングルスの小畑が0-2で敗北を喫し、苦しいスタートとなる。ここで続く第2シングルスに登場したのは吉田。「技術で負けても、声では勝ちたい」(吉田)。気迫を全面に出し、コートに立った。第1セット、インターバルまでは粘り強く相手に食らいつくも、中盤から得点を広げられ11-21で敗戦する。第2セットの序盤は接戦となるが、相手のショットに翻弄(ほんろう)され、主導権を握られた。終盤に連続でポイントを奪うも15-21で試合終了となった。

粘る左・小畑(理工1)、右・大久保(理工1)

 第2シングルス終了時点で、早くも追い込まれた同志社。第1ダブルスには先ほどシングルスに出場した小畑と大久保の若き新生ペアが登場する。第1セットは中盤に5連続でポイントを奪取するも、エンジンがかかるのが遅かった。この得点により、3点差までに詰め寄るも相手ペアの連係プレーに対応することができず、17-21で落とす。第2セットは終始ペースをつかむことができず、14-21で黒星。この瞬間、同志社の敗戦が確定した。

胴上げする選手たち
最後の集合写真

 「チームを強くしたいと思ってここまでやってこられて良かった」(石和・スポ4)。昨春のリーグ戦で2部降格を味わい、引退した今城(理工卒)、辻(文情卒)の思いを胸にここまで戦ってきた主将石和。春季リーグ戦は1年生も活躍もあり悲願の1部昇格を決めるも、秋に再び降格と、最後は悔いを残した。しかし、ここまで築き上げてきた成績、主将のバトミントンに懸ける思いは無駄にはならない。石和組から吉村組へ。今シーズンで引退する石和、川辺(スポ4)、重永(法4)が託した願いを心に刻み、狙うは1部復活。吉村組が先輩の願いを晴らし、再起を誓う。(文責・山田和輝、撮影・久岡悠人)

【試合結果】

小畑(理工1)★ 0(5-21、12-21)2 明治大
吉田(文情1)★0(11-21、15-21)2 明治大
小畑(理工1)、大久保(理工1)★0(17-21、14-21)2明治大

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