ラグビー部
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【ラグビー部】雨天の中、関大を相手に勝利を収める

10月8日、同志社大学京田辺キャンパスラグビー場(京都府)で2023関西大学ジュニアリーグ第3節が行われた。関大と対戦した同志社は、前半では猛攻の末得点を量産。後半では防衛メインとなったものの45―12で勝利を収めた。

試合開始と共に小雨が降り出す中、関西大のキックオフからスタートした。開始から1分でいきなり西田(スポ4)がビックゲイン。そのまま攻め込み、山中(スポ3)が先制トライを決めた。先制点獲得で試合の流れをつかんだ同志社はキックも成功させる(7―0)。同3分ではラインアウトからの前方キックで大幅にゲインし、トライチャンスが訪れるも好機を生かせない。しかしトライライン際で大島(スポ2)が左大外にキック。相手の隙を突いた立川(社2)が走り込み、2トライ目を決めた。(12―0)。

試合再開からキック合戦が始まる。セットプレーを起点にモールまで持ち込み大山(スポ4)がトライ(19―0)。しかし、前半15分にラインアウトからモールを展開されてしまい、ピンチを迎えるが自慢の堅守でトライまで許さない。再びラインアウトとモールの攻撃も守り切った。

試合が大きく動いたのは開始から25分だった。同志社は敵陣深くまで攻め込み、左後方にキック。すぐさま立川が受け取りトライに繋げた(26―0)。雨が強くなる中、激しいぶつかり合いは止まらない。同32分、大島が大きく突破し、ラストパスを受け取った廣岡(法4)が追加点を決めた(31―0)。点差を大きく引き離した。その後は惜しいシーンが多々見られるものの、トライにつながらない。しかし、前半は5トライ差で無失点に終え、後半に良い雰囲気のまま立ち向かった。

 

後半8分、トライが生まれぬまま攻め込まれてしまった同志社。2回のトライピンチもジャッカルで防ぎ切り、同志社の士気は上がる。その後、自陣深くまで攻め込まれるも鉄壁で守り切りジャッカルを連発。激しい戦いが続き、目まぐるしくボールの持ち主が変わる中、試合が動いたのは同18分。相手の猛攻で無失点を破られる目前でのノックオン。ここを乗り切っても、アドバンテージでピンチは続く。ゴールライン間近で試合再開となった関大にモールで押し込まれ、今試合初失点を許した。(31―7)。

後半29分、同志社のチャージからボールがこぼれ、相手にボールが渡る。そのまま押し込まれ再び失点する。31―12)。続く後半33分、関大の猛攻は続く。同志社のペナルティが重なり防衛が続く中でペナルティからキック。モールで大幅にゲインし、こぼれ球を荒川(法1)がキャッチし、そのままインゴールに飛び込んだ。後半初トライを挙げ、さらに点差を広げる(38―12)。

ラストプレイに差し掛かった同45分、スクラムを起点に大きく前に進んだ。最後に決め切りたい局面で、相手のキックから出たこぼれ球を受け取り、西田がトライを決めた。その後は関大に得点を許さず、45―12で試合終了。関大の猛追を振り切り、待望の今季初勝利を飾った。試合終了後、キャプテンの大山は「前半はいいプレーで一人一人が前に出てアタックに入ったが、 後半では細かい部分が悪く、反則も多くて自分たちのペースになれなかったのが反省点」と今日の試合を振り返った。前回の天理戦敗北から大きく躍進を遂げた同志社。今回の勝利を追い風にジュニアリーグを勝ち進めろ。【文責:倉田蓮大、撮影:勝部健人・平沼栞・渡邊柚果・河村柚希・木田恋菜】

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