バドミントン部
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【バドミントン部女子】宿敵相手に敗北し、全国ベスト8で敗退

第74回全日本学生バドミントン選手権大会

 10月7日、東スポーツセンター(愛知県)で第74回全日本学生バドミントン選手権大会(団体戦)が行われた。同志社は2回戦で専修大学を4―1で圧勝するも、続く宿敵龍谷大との一戦に3―1で敗れ、ベスト8で敗退となった。

構える梅田(スポ2)

 負けたら終わりの専修大との一発勝負。初めにコートに姿を現したのは、2年生エースの梅田。序盤から積極的に攻撃を仕掛けるも、一進一退の攻防を見せる。互いに1セットずつを分け合い、迎えた最終セット。前半に5連続ポイントを取られるも、中盤にポイントを重ね、21―16で勝利した。

シャトルを返す黒石(文情1)

 続く第2シングルスに臨んだのは、ルーキーの黒石。第1セットを相手のコントロールショットに翻弄(ほんろう)され、12―21で落とす。しかし相手に勢いを渡さなかった。第2セットを21―19で制すと、第3セットも終始、主導権を握り勝利を飾った。

戦術を確認する左・藤本(スポ4)、右・播摩(商3)

 この試合に勝利すれば、文句無しでベスト8が決まる第1ダブルス。登場したのは、チームの顔である播摩と藤本。第1セットこそ相手に取られるも、その後は播摩の6連続ポイントなど本来の実力を見せつけ、勝利。ストレート勝ちで準々決勝に駒を進めた。

 一旦の休憩をおいて臨んだ、龍谷大との一戦。今シーズン、一度も龍谷大に勝利がない同志社はベスト4を目指し、大一番に挑んだ。しかし、結果は0-3でストレート負け。「技術面でも精神面でも全ての部分で上回ることはできなかった」(播摩)と振り返った。

シャトルを返す藤本(スポ4)

 流れを掴みたい同志社は第1シングルスにチームの大黒柱である藤本が出場。しかし、連戦の疲れからか足が止まることが増え、相手のスマッシュに追いつけない。終始、ペースをつかむことができず、1セットも取ることができず、敗北。

 リードを許して迎えた第2シングルス。負けられない一戦には、梅田がコートに姿を表した。序盤から終始、リードを許す厳しい展開を強いられる。5連続ポイントなどで追い上げるも、追い上げ実らず、18-21で第1セットを落とした。続く第2セットも息を吹き返すことができず、10-21で敗北。0-2とあとがない状況下に追い詰められた。

構える左・田中(スポ1)、右・東(商3)

 1つも落とせない窮地に立たされた同志社。ここで第1ダブルスに東・田中ペアが登場した。序盤から抜群のコンビネーションで主導権を握るも、じりじりとポイントを詰められ。逆転を許してしまう。第2セットも、相手の巧みな連携に対応することができず、8ー21で敗れた。この瞬間、同志社の敗北が決定した。

笑顔を見せる最後の集合写真

 またしても宿敵に勝つことができなかったバドミントン部女子。「改善点を試合で修正することができた」と主将の播摩も手ごたえを口にした。明後日から始まる個人戦。各々の課題を修正し、より高みを目指し続ける。(文責:久岡悠斗、撮影:山田和輝)

【試合結果】

 梅田(スポ2)☆ 2(21-18、8-21、21-16)1 専修大

 黒石(文情1)☆2(12-21、21-19、21-16)1 専修大

 藤本(スポ4)、播摩(商3)☆2(18-21、21-15、21-18)1 専修大

 計 同志社大学3-0専修大学

 藤本(スポ4)★ 0(16-21、14-21)2 龍谷大

 梅田(スポ2)★0(18-21、10-21)2 龍谷大

 東(商2) 、田中(スポ1) ★ 0(18-21、8-21)2 龍谷大

 計 同志社大学0-3龍谷大学

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