バドミントン部
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【バドミントン部女子】個人戦でも躍動

第74回全日本学生バドミントン選手権大会

10月9日、東スポーツセンター(愛知県)において、第74回全日本学生バドミントン選手権大会が行われた。ダブルスの個人戦が開催されたこの日は、同志社から4ペアが出場。2ペアが3回戦までを勝ち抜いた。

スマッシュを打つ左・黒石(文情1)、構える右・梅田(スポ2)

 1回戦に登場した梅田・黒石ペア。粘りのプレーを見せるも、第1セットを18-21で落とす。迎えた第2セット。2人の連携が噛み合い、得点を量産すると、21-15でこのセットをものにした。しかし、第3セットは調子を挙げた相手に苦しめられ、健闘むなしく敗戦。1回戦敗退となった。

構える左・小山(社3)、右・太田(スポ3)

太田・小山ペアは2回戦からの出場となった。第1セットを21-14で先取し、好調なスタートを切る。しかし、第2セットからは相手に自分たちのプレーを攻略され、思うように点を奪えない時間が続いた。レシーブで粘るも17-21でこのセットを落とし、第3セットでも悪い流れを断ち切れず敗北。セットカウント1-2で2回戦敗退となった。

ハイタッチをする左・藤本(スポ4)、右・播摩(商3)

 注目の藤本(スポ4)・播摩(商3)ペアは、シード権により2回戦からの登場となった。初試合となる2回戦では、東女体大と対戦。全日本の舞台でも本領を発揮し、21-13で第1セットを先取。続く第2セットも、21-8でセットを制し、白星を飾った。

 勝負の3回戦が幕を開けた。相手は全国屈指の強豪校である筑波大。第1セット前半、一進一退のシーソーゲームを展開し、11-10でインターバルを迎えた。後半開始早々に相手の激しい攻撃を守りきれずに、逆転を許す。しかし、播摩の意表を突いたコントロールショットを引き金に波に乗る同志社。持ち前の粘り強いディフェンスを取り戻し、5連続でポイントを重ねると、そのまま主導権を相手に譲ることなく21-16で第1セットを先取。勝利を決定づけたい第2セット。西日本ベスト4のタッグは、勢いを止めることなくポイントを量産。相手のミスも相まって、7連続で得点を重ねると11-6で試合を折り返す。絶好調だった播摩のショットがネットに引っかかり、相手に連続得点を許すもなんとか逃げ切り、21-17で第2セットを取得し勝利をつかみ取った。「自分たちらしい試合ができて、自信になる試合だった」(播摩) と試合を振り返った。この結果により、藤本・播摩ペアは明日に行われる次戦に駒を進めた。

笑顔を見せる左・東(商2)、右・田中(スポ1)

 東(商2)・田中(スポ1)ペアは、シード権により2回戦からの出場となった。勝利を収めて勢いに乗りたい2回戦をセットカウント2-0で難なく勝利を収めると、続く3回戦の相手は秋季リーグ戦で白星を飾った立命大。譲れない第1セットの火蓋が切られた。7連続得点を重ねるなどしてセットを先取すると思われたが、その後大量失点を喫し逆転を許す。そしてゲームはデュースにもつれ込む。1打たりともミスショットが許されないロングラリーをなんとか制し、22-20で第1セットをものにした。続く第2セット。相手の固い守りに屈することなく攻め続けると、その後も主導権を相手に渡すことなく22-12でセットを取得。勝利を収めた。これにより明日に行われる次戦への出場が決定した。

 各々が力を尽くしたダブルス個人戦。引退を控えた4年生にとって、全日本インカレは最後の公式戦だ。同志社最強のダブルスが戦うのは今大会が最後。1勝でも多く白星を飾り、その名を轟かせろ。(文責・撮影:小野理紗、西川有人)

【試合結果】

梅田(スポ2)黒石(文情1)★1(18-21、21-15、15-21) 2金沢学院大

播摩(商3)藤本(スポ4)☆2(21-13、21-8) 0東女体大

東(商2)田中(スポ1)☆2(21-12、21-12) 0安田女子大

太田(スポ3)小山(社3)★1(21-14、17-21、15-21) 2関学大

播摩(商3)藤本(スポ4)☆2(21-16、21-17) 0筑波大

東(商2)田中(スポ1)☆2(22-20、21-12) 0立命大

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