令和6年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会
5月4日、皇子が丘公園体育館(滋賀県)において令和6年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会行われた。4日目の今日は大経大と対戦。途中追い込まれるも3-2で逆転勝利し、開幕4連勝を果たした。
勝利し波に乗りたい第1シングルスに登場したのは小畑(理工2)。第1ゲーム序盤から一進一退のせめぎ合いが続く。しかし17-17の局面からショットに精彩を欠き、相手に連続でポイントを奪われ17-21で第1ゲームを献上。なんとしても掴みたい第2ゲーム。積極的な攻撃で相手のミスを誘い20-19とゲームポイントまで優位に進める。しかし自らのミスで相手に3連続でポイントを譲り20-22で逆転負け。両ゲーム接戦までもつれ込むも、取りきれない悔しい試合となった。
続く第2シングルスには熊木(商1)が登場。第1ゲームから卓越されたラケット捌きで相手を翻弄し、21-11と大差でファーストゲームをものにした。続く第2ゲームも、安定感のあるプレーで相手を寄せ付けず21-10でゲームを奪取。ストレート勝ちでセットカウントを1-1の振り出しに戻した。
白星を飾りリードを奪いたい第1ダブルスには2年生ペアの河村(商2)と小關(分情2)が出場。第1ゲームでは拮抗した戦況が続くも、15-15から相手のスマッシュを返球できず失点を重ねた。その後も、粘り強く喰らいつくも追いつけず18-21でゲームを献上。もう落とせない第2ゲーム。しかし、連携がうまく噛み合わずミスが増え相手に連続でポイントを奪われる。その後も立て直しを図るも、相手の波にのまれ12-21で敗北。セットカウント1ー2と王手をかけられた。
土手際に追い詰められた同志社。第2ダブルスには大久保(理工2)と先ほどの第2シングルスで大活躍を見せた熊木が再び出場した。第1ゲームは序盤こそリードを許すも、阿吽呼吸の連携で得点を重ね逆転に成功。その後も自分たちのリズムで試合を展開し21-15で見事にゲームを奪った。続く第2ゲーム。相手にスマッシュの連打をあびせられるも、もろともせずカウンターを炸裂させた。その後も相手にペースを譲らず21-11で圧勝。セットカウント2-2で次に勝負を託した。
運命の第3シングルスには吉田(文情2)が選ばれた。昨年の秋季リーグで「自分の勝利でチームを勝たせられる選手になりたい」と目標を掲げていた吉田。まさに自身の成長を示すには最高のステージとなった。第1ゲーム序盤から得点を奪うたびに雄叫びをあげ、チームに勢いと希望をもたらした。一時はリードを奪われるも、仲間の声援を力に反撃の狼煙をあげて逆転に成功。21-17でゲームをものにした。このままの勢いで勝ちきりたい第2ゲーム。軽やかなフットワークで相手のスマッシュを返球し、正確にショットを打ち分け徐々に相手を追い詰める。「長いラリーに持ち込む自分らしいプレーができた」(吉田)。相手も力を尽くし反撃を仕掛けるも、凌いだ吉田に軍配があがり21-16で勝利。セットカウント3-2で同志社が白星を飾った。
応援メンバーも含めてチーム一丸で勝利を掴みとった吉村組。「最後まで全員で戦い抜く同志社らしい勝ち方ができてよかった」(吉村・法4)。明日はリーグ優勝をかけて大産大と激突。持てる全てを出し切り全員でリーグ優勝を掴み取れ。(西川有人)
【試合結果】
小畑★ 0(17-21、20-22)2大経大
熊木☆ 2(21-11、21-10)0大経大
小關、河村★ 0(18-21、12-21)2大経大
大久保、熊木 ☆2(21-11、21-10)0大経大
吉田☆2(21-17、21-16)0大経大
計 同志社大学3-2大経大