関西フットサルリーグ2024　2部

　5月4日、舞鶴文化公園体育館（京都府）において行われた関西フットサルリーグ2024　2部が行われた。同志社はリーグ初戦にF3と対戦し5－1と大勝を収めた。昨年、１部昇格を目の前にしながらも逃してしまった悔しさをバネに臨んだ今シーズン。悲願の1部昇格に向けて幸先の良いスタートとなった。

　前半からゲームは動いた。開始1分、立ち上がりから相手の隙を突きボールを奪うと、そのまま安達が放ったシュートはゴールへ突き刺さり、先制に成功する。しかし、相手も負けじとチャンスを作るがリーグ戦初出場となった羽田の連続スーパーセーブもあり、ピンチを乗り切る。その後は、一進一退の攻防を繰り広げながら時計の針を進めていく。前半のうちに追加点が欲しい同志社だったが、相手ゴレイロの奮闘もあり、リードを広げることはできなかった。

　追加点がなんとしてでも欲しい同志社は後半の立ち上がりから猛攻を仕掛ける。後半1分、伊東と大段のコンビネーションで相手守備陣を崩し、ゴール前へと持ち込むも得点には結びつかない。しかし、4分。大段が遠めから放ったシュートは相手ゴレイロが一歩も動けずゴールへ。待望の追加点を獲得した。勢いに乗った同志社は、6分に松波が、7分には藤岡がゴールを奪い相手を突き放した。いずれのゴールも相手守備陣を崩した完璧に近いゴールだった。その後もボールを支配し主導権を握ると11分にも吉田のゴールが生まれ、5－0とした。試合終盤に1点を許してしまうも、その後は集中した守りで反撃を許さず試合終了。5－1で開幕節を勝利で飾った。

　「全体としていい流れで試合ができた」と主将の原は試合を振り返った。昨年はここぞというタイミングで得点を取ることができず、勝利を逃すケースが多く見られた。今日の試合を1つのベースとして、年間通して行われるリーグ戦に向けて弾みとして行ってほしい。今年は各学年にいい選手が揃っている。今日の勢いそのまま、目標へと突き進め。（久岡悠斗）