バドミントン部
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【バドミントン部女子】強豪相手に果敢に挑むも1ー4で敗北

令和6年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会

 5月5日、 皇子が丘公園体育館(滋賀県)において令和6年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会が行われた。この日は龍谷大と対戦。強豪相手に力及ばす1-4で敗北を喫し、立命戦に引き続き敗戦となった。

スマッシュを打つ播摩

 第1セットに登場したのは播摩(商4)。第1ゲーム初っ端から相手にゲームをコントロールされ苦戦を強いられる。その後も相手のリズムを崩すことができず、7-21でファーストゲームを献上。続く第2ゲーム。なんとか一矢報いようと果敢に攻めリードを奪うも、試合が進むにつれミスが増え始める。一度逆転を許すと、またしてもゲームの支配権は相手に移り13-21で敗北。貴重なファーストセットを相手に取られた。

ガッツポーズする尾形

 第2セットを任されたのは尾形(スポ2)。第1ゲーム開始から一進一退のせめぎ合いを繰り広げるも、ミスから連続失点しリードを奪われた。しかし、多彩なショットで相手を翻弄し逆転に成功。20-19でゲームポイントを迎えるも、ここから相手の猛撃が始まった。エッジの効いたスマッシュにうまく対応できず3失点。20-22で第1ゲームを落とした。なんとしても白星を飾りたい第2ゲーム。奮闘を見せるも、第1ゲームの流れを覆すことができず14-21で敗れた。

左・東、右・播摩

 セットカウント0-2と早々に土手際に追い込まれた同志社。もう負けられない第1ダブルスには播磨・東ペアが挑んだ。第1ゲーム序盤からギア全開でスマッシュを連発。最大リードを5点まで広げるも、試合の歯車が狂い始める。ミスも相まって大量に失点し、点差をひっくり返されると勢いに乗った相手を捉えきれず16-21でセットを献上。否が応でも勝ちたい第2ゲームだったが、第1ゲーム同様に相手のリズムを断ち切れず12-21で敗れ龍谷大の勝利が確定した。

左・田中、右・黒石

 続く第2ダブルスには黒石(文情2)田中(スポ2)の2年生ペアが登場。両ペア譲らず互角の戦いを繰り広げていたが、第1ゲーム途中に黒石の負傷退場により同志社の棄権となった。

 最後の第3シングルスには再び東が出場。前戦の立命戦を合わせて2日間で4試合に出場した。満身創痍ながら健闘を見せるも第1ゲームは15-21で献上。しかし、仲間の声援が東に火をつける。「チェンジコートの後みんなの顔を見た時に勝ちたいが勝たなければならないに変わった」(東)。第1ゲームでの疲労感のあるプレーとは裏腹に、軽やからなフットワークで相手を翻弄。21-10と大差でセットを取り返した。迎えた最終セット。相手も調子を取り戻し互角の勝負を繰り広げた。18-19で迎えた最終局面。心身ともに限界が近い東には思わず笑みがこぼれた。「つらいときこそ下を向かず笑うことで幸運を引き寄せたい」(東)。死力を尽くし3連続で得点を奪い21-19で勝利。この日唯一の白星を飾った。

喜びを噛みしめる東

 セットカウント1-4と実力差を感じざるを得ない戦いとなった龍谷戦。しかし、第3シングルスで東が見せた熱戦は選手たちに確かな希望を与えた。春季リーグ戦最後の試合は関学大と激突。思い残すことのないよう梅田組一丸となって勝利を目指せ。(西川有人)

【試合結果】

播摩(商4) ★0(7-21、13-21)2 龍谷大

尾形(スポ2) ★0(20-22、14-21)2 龍谷大

東(商3)、播摩★0(16-21、12-21)2龍谷大

黒石(文情2)、田中(スポ2)★0(10-13 0-0)2龍谷大(黒石の負傷による試合棄権のため敗北。)

東☆2(15-21、21-10、21-19)1龍谷大

計 同志社大学1-4龍谷大学

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