令和6年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会

　5月6日、 皇子が丘公園体育館(滋賀県)において令和6年度関西学生バドミントン春季リーグ戦大会が行われた。この日は関学大と対戦。「表彰台がかかってる試合だから負けれない」(梅田・スポ3)。力強く勝利を望んだが0-3で敗北を喫し、春季リーグ後半戦3連敗となった。

　第1シングルスには播摩(商4)が登場。第1ゲーム中盤までは試合を優位に進めたが、連日の疲労によるミスから失点を重ね15-21でこのゲームを落とす。続く第2ゲーム。なんとか一矢報いようと奮闘するも、最後は相手の鋭いスマッシュに反応できず19-21で惜しくも敗れた。

　勝って試合を振り出しに戻したい第2シングルスには尾形が選ばれた。第1ゲームから激しいラリーを繰り広げるも、要所で得点を取りきれず14-21でゲームを献上。続く第2ゲームでも終始、相手にゲームをコントロールされ8-21で敗北を喫した。

　セットカウント0-2と早々に窮地に立たされた同志社。もう落とせない第1ダブルスには東(商3)・田中(スポ2)ペアが選出。第1ゲーム序盤から、抜群のコンビネーションで相手を圧倒し11-6でゲームを折り返した。このゲームは奪ったと思われたが、終盤予想外の事態が起こる。5連続失点で18-17と1点差に詰められるとさらに立て続けに失点。19-21で逆転負けを喫した。続く第2ゲームでも、リードを握られたまま終盤を迎えた。しかし諦めない想いが実を結び、得点を重ね逆転に成功。そのまま逃げ切り21-17でこのセットを勝ち取った。運命の第3ゲーム。序盤こそ拮抗(きっこう)した試合を展開するも、徐々にミスが増え始める。そのまま相手にリードを引き離され12-21でゲームを献上。同志社の敗北が決定した。

　昨日、一昨日に続き悔しい結果となった春季リーグ戦最終日。しかし今週末には関西選手権を控えており、選手たちに下を向く暇はない。今大会で見出した課題を限られた時間で修正し、次の舞台で雪辱を果たせ。(西川有人）

【試合結果】
播摩(商4) ★0(15-21、19-21)2 関学大
尾形(スポ2) ★0(14-21、8-21)2 関学大
東(商3)・田中(スポ2) ★1(19-21、21-17、12-21)2 関学大

計　同志社大学0-3関西学院大学