ソフトボール部(男子)
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【ソフトボール部男子】打線の勢い止まらず、連勝飾る

第56回春季関西学生ソフトボールリーグ戦 (男子)3回戦、4回戦

 5月5日、大阪公立大学中百舌鳥キャンパス(大阪府)で第56回春季関西学生ソフトボールリーグ戦対大阪公立大戦、対大体大戦が行われた。同志社は対大阪公立大戦に16ー7、対大体大戦に7ー0で勝利し、2連勝を飾った。

 1戦目は大阪公立大戦。初回から3安打が飛び出し、2点を獲得する幸先の良い滑り出しを見せた。しかし、その後は四球で出塁するも、あとが続かずスコアボートに0を並べ続ける。
 
 一方、先発を任されたのは高橋。コントロールが定まらず、2回3点を失う。3回以降は立て直したと思われたが、大阪公立大も黙ってはいなかった。5回に再び連続失点を許す展開に。2死から暴投と四球で塁を歩かせると、同点に追いつかれるピンチを招く。続く打者から連打を浴び、相手打線を抑え込むことはできなかった。

先発の高橋(商2)

 試合は6回に大きく動いた。圓座(商4)の右安打からチャンスをつくると、四死球と藤井(スポ2)の二塁打を含む3本のヒットで8点を奪った。続く打席には代打の大西が入る。相手投手に食らい付く粘り強いバッティングを見せると、センターフェンスを超えて本塁打に。「打った瞬間抜けたな、最高でした」(大西)と喜びを爆発させた。その後も、同志社打線は留まることを知らず、一挙10得点のビッグイニングを演出し、16ー7で勝利。

本塁打を放った大西(生命3)

 ダブルヘッダーの2戦目は大体大戦。先発を任されたのは山本。初回から三者連続三振に抑える完璧なピッチングを披露した。その後も、相手打線に反撃の隙を見せることなく、確実にアウトを取る。しかし、4回先頭打者に四球を許すと、センター前へヒットを放たれ1死一、二塁のピンチを招いた。なんとか無失点で終えたい同志社。山本がギアを上げて守り抜き、得点は許さなかった。

先発の山本(商3)

 一方の打線は、序盤から勢いが止まらなかった。2回表の攻撃、辻が三塁打を放つと、相手投手の暴投により本塁に生還。さらに、相手の失策と上野(スポ2)のヒットが絡み、追加点を挙げた。
 5回には、先頭高橋が右安打を放ち、さらに点差を引き離すチャンスをつくる。続く高井(理工2)、辻の連打で相手を圧倒し、追加点を獲得した。
 合計9安打を放つ絶好調の打撃陣。終盤まで攻撃の手を緩めることなく、5回コールド勝ちを収めた。

三塁打を放った辻(スポ2)

 今試合5回を被安打2無失点に抑える圧巻の投球で存在感を光らせた山本。「全体的にまとまっていたのでよかった」(山本)。

 打線が火を噴き、2連勝を飾った同志社。今季リーグ戦も残るはあと対神戸学院大戦のみ。次戦もこの勢いのままチーム一丸となり、勝利を掴み取れ。(中務桜々子)

対大阪公立大戦 スタメン
1 藤井(三)
2 上野(捕)
3西(左)
4 高橋(投)
5 圓座(DP)
6 山本(右)
7 近藤(一)
8 辻(遊)
9 牧(ニ)
FP 高井(中)

バッテリー
高橋ー上野

対大体大戦 スタメン
1 藤井(三)
2 上野(捕)
3西(左)
4 高橋(右)
5 圓座(DP)
6 近藤(一)
7 高井(中)
8 辻(遊)
9 牧(ニ)
FP 山本(投)

バッテリー
山本ー上野

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