令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会
9月9日、和歌山ジップウェーブで令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。大会初日を迎えた今日は難敵・立命大と対戦。西日本選手権で躍動した山本(政策1)が第1シングルスを取るも、後続が続かず2-3で試合に敗北した。
第1シングルスに登場したのは、ルーキーながら西日本選手権ベスト4の好成績を残した山本。相手は実力者だが、勢いに乗る1年生は積極的に攻撃を展開した。第1セットを失うも、第2セットでは22-20と接戦を制す。最終セットでも鋭いスマッシュをコーナーに打ち分け、ポイントを量産。21-12と大差をつけて勝利し、チームに勢いをもたらした。
第2シングルスには昨春から主力を務める小畑が出場。卓越した技術で相手を翻弄(ほんろう)し、好調な滑り出しを見せる。しかし、6連続ポイントを許すと、追いつくことができず15-21で第1セットを奪われた。第2セットでは、ミスを連発し、リードを許す苦しい展開に。それでも俊敏な動きで巻き返しを図ると18-18で追いつくことに成功する。逆転することはできないままストレート負けを喫した。
試合を有利に進める上でなんとしてでも取りたい第1ダブルスには熊木・山本の1年生ペアがコートに向かう。「年上のペアだったんで強気に出ようと思ったところを狙われてしまった」(熊木)。序盤からリードを許し、第1セットを先取される。第2セットでも相手のテンポの早い攻撃に苦戦して、敗北を喫した。
追い込まれた中で勝利が絶対条件な第2ダブルス。応援の声が飛び交う中、西日本選手権で躍動した大久保・小畑ペアがコートへ。流れをつかめずセットポイント1-1で迎えた運命の最終セット。長いラリー戦が続く試合は相手リードで試合が進む。その後も追いつくことができないまま15-21で幕切れとなった。
第2ダブルスを終えて敗北が確定した同志社。意地を見せるべく熊木が第3シングルスに試合に挑んだ。西カレではシングルスとダブルスともにインカレの出場を得ることができなかった熊木。悔しさを胸に臨んだ試合は、熊木リードで進む。序盤から白熱したラリー戦を展開しながら、相手の足が止まって所を確実に仕留めるスタイルで大量リードを奪う。「インターバル後に油断した部分があった」(熊木)。差を僅かに縮められるも逃げ切りに成功。チーム唯一のストレート勝ちで相手に意地を見せた。
明日には甲南大戦が控えるバドミントン部男子。確実ない成長を見せる彼らは今日出た課題を修正して明日こそ、1部での勝利を目指す。
(文責・久岡悠斗、撮影・青山由菜)
【試合結果】
山本(政策1)☆2(21-15、22-20、21-12)1立命大
小畑(理工2)★0(15-21、20-22)2 立命大
熊木(商1)、山本(政策1)★0(21-16、21-15)2立命大
小畑(理工2)、大久保(理工2)★1(14-21、21-19、15-21)2立命大
熊木(商1)☆2(21-17、21-16)0立命大