令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会
9月9日、和歌山ビッグウェーブにおいて令和6年度関西学生バドミントン秋季リーグ戦大会が行われた。この日、同志社は京産大と対戦。ライバルたちとの激しい戦いが幕を開けた。白星を挙げるためにチーム一丸となって奮闘するも、惜しくも敗北。リーグ優勝に向けて痛い黒星スタートとなった。
チームに勢いをもたらすべく第1シングルスに登場したのは、梅田。主将としてチームを引っ張る彼女の勝利に期待がかかった。迎えた第1セット。テンポのいい攻撃からリズムを作ると、21-16で先取することに成功する。第2セットではリードを許す展開となるも、終盤に追い上げてデュースに持ち込む。しかし、最後に力尽き第2セットを奪われた。続く第3セットは中盤に足が止まると、11連続ポイントを許して敗北。第2セットで相手を追い込んだだけに悔しい敗戦となった。
第2シングルスでは尾形が出場。先制点を獲得し序盤から鋭いスマッシュで相手のミスを誘う。しかし調子をあげた相手の攻撃に押し込まれ、17-21、15-21と続けてセットを落として敗北となった。
負ければ後がない第1ダブルス。東と田中ペアがコートに並んだ。「昨日久しぶりに一緒に組んだんですけど、息もぴったりでプレーできた」(東)。抜群のコンビネーションで開始早々に7得点を奪うとその後も連続してポイントを量産。21-9と大差を広げて第1セットを取ると、勢いに乗った東・田中ペアは第2セットも続けて奪取し、後に繋げた。
流れに乗りたい同志社は、梅田・尾形ペアがシングルに再登場。互いにシングルスでのリベンジを果たすべく、試合に挑んだ。第1セットから白熱した展開を見せる。序盤は接戦で進むも、梅田が連続ポイントで突き放して第1セットを先取した。第2セットを失った後の第3セット。声をかけながら、相手のドロップを跳ね返して21-17で勝利を飾った。
勝負の行方を占う第3シングルスを託されたのは、東。ここまでチームの顔として活躍してきた3年生が試合に臨んだ。しかし、西カレでも多くの試合をこなした影響で足が止まる場面が見られる。第1セットを落とすと、第2セットでも主導権を相手に渡して、ストレート負けを喫した。
初戦を落とすこととなった同志社。「次もシングルスとダブルスともにあると思うので、しっかり勝って、チームの勝利につなげたい」(東)と持ち前の明るさで答えた。主軸である播摩を欠き、満身創痍で臨む今リーグ戦。今日こそは勝利を目指した難敵・甲南大戦に挑む。(文責・青山由菜、撮影・久岡悠斗)
【試合結果】
梅田(スポ3)★1(21-16、23-25、6-21)2京産大
尾形(スポ2)★0(17-21、15-21)2京産大
東(商3)、田中(スポ2)☆2(21-9、21-13)0京産大
梅田(スポ3)、尾形(スポ2)☆2(21-16、17-21、21-17)1 京産大
東(商3)★0(14-21、18-21)2京産大
計 同志社大学2-3京都産業大