
令和7年度関西学生バドミントン春期リーグ戦大会
5月6日、皇子山公園体育館(滋賀県)にて令和7年度春季リーグ戦が行われた。池田(スポ1)、梅田(スポ4)、東(商4)、田中(スポ3)、向井(商1)、坪井(神1)が出場。均衡した試合を見せるも関学に1-3であと一歩及ばなかった。
第1シングルスを任されたのは池田。角を狙うスマッシュを繰り出すと1得点目を先取する。しかし相手の猛攻に耐えられず流れを相手に渡した。池田のアタックを上回り、左右に振られる打球が増える。勢いに耐えられず第2ゲームでは7点連続得点を献上する。試合はそのまま16-21、11-21で敗北した。

勝利が欲しい同志社。第2シングルスは主将の梅田に任された。堂々としたプレーで5連続得点を奪う。甘く入ったシャトルを見逃さず、すかさず打ち込み相手に隙を与えなかった。第1ゲームは早々にゲームカウントを奪うも第2ゲームは苦戦を強いられる。17-20で後がない中、果敢な押し込みで21-20のデュースにもつれ込んだ。ここで同志社に流れを呼び込みたい主将は、浮いたシャトルを捉え激打を放つ。21-9、22-21でゲームをものにした。

リードが欲しい第1ダブルスでは東・田中ペアが登場した。第1ゲームは相手に振られ点差をつめることができず献上。第2ゲームでは拮抗(きっこう)した戦いを抜け出し流れをつかんだ。18-17になると連続ポイントを獲得し、そのままこのゲームをものにする。勝ち切りたい第3ゲームは何度もスマッシュを受けるも負けじと反撃。しかし空いたスペースにねじ込まれ点差を広げられた。反撃むなしく17-21、21-17、16-21で敗北を喫した。

勝たないと後がない第2ダブルスは向井・坪井ペアが出場。出だしから強い連携を見せるプレーを発揮する。「一年生のフレッシュさでチームを引っ張って欲しい」(梅田)。17-21、21-17、16-21で勝ち点こそ献上したものの奮闘を見せた。

リーグ戦を4位で締めくくったバドミントン部女子。上位リーグで3位入賞することは出来なかったものの、新たな戦力を加え飛躍の兆しを見せた。次に迫るは関西選手権。また迎える団体戦に向け、個の強化を図る。(青山由菜)
【試合結果】
池田(スポ1)★0(16-21、11-21)2関学大
梅田(スポ4)☆2(21-9、22-20)0関学大
東(商4)・田中(スポ3)★1(17-21、21-19、16-21)1関学大
向井(商1)・坪井(神1)★1(17-21、21-17、16-21)2関学大
合計同志社大学1-3関学大