バドミントン部
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【バドミントン部女子】表彰台独占!

6月5日、龍谷大学深草キャンパス(京都府)で2022年度関西学生バドミントン選手権大会決勝戦が行われた。同志社は女子ダブルスで山部(商4)・藤本(スポ3)ペア、播摩(商2)・東(商1)ペアの同校対決となった。 

スマッシュを打つ山部、構える藤本

優勝が懸かった譲れない戦い。「先輩後輩関係なく勝つことだけを考えた」(山部)。第1ゲームから白熱の試合を繰り広げた。序盤からスマッシュレシーブの長いラリーが展開され、山部・藤本がピンチを招く。播摩が甘い球を逃さず、相手のコートにスマッシュをたたきつけた。しかし、冷静なレシーブで確実に返球し、幾多のピンチを防いだ。その後もシーソーゲームを展開したものの、11−10で山部・藤本ペアがインターバルを先取。インターバル明けも、両者必死にシャトルを追いかけ、互角の戦いが続いた。しかし、繊細なヘアピンショットで山部・藤本ペアが流れを作る。そのまま一挙5連続ポイントを奪取し、第1ゲームは21−15で山部・藤本ペアが先取した。 

構える左・東、右・播摩

迎えた第2ゲーム。優勝にリーチをかけた山部・藤本ペア。対して後がない播摩・東ペア。「とにかく楽しんで(決勝戦を)1本取ろうと思っていた」(播摩)と両者笑顔で臨んだ。第1ゲーム同様、互いに一歩も譲らない試合展開が続く。1本が命取りになる場面でも攻めの姿勢を見せ、体力の限界まで打ち続けた。しかし、勝負に出たのは山部・藤本ペアだ。コートラインギリギリのレシーブや相手のボディに鋭いスマッシュを決め、播摩・東ペアを突き放す。終盤まで息の合った連携を見せ、21−14で見事優勝をつかみ取った。試合後、「大学最後の1年。悔いの無いように笑顔で終わりたい」(山部)と、ラストイヤーにかける思いをあらわにした。

試合後話し合う選手たち

春季リーグに続き、目覚ましい活躍を見せた山部・藤本ペア。昨年のインカレベスト16の記録から1年。幾度の困難を乗り越えてきた熟練ペアが再び強豪ひしめくインカレの舞台に足を踏み入れる。(待鳥桜子)

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