バドミントン部
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【バドミントン部女子】シングルス涙の準々決勝敗退

9月8日、第62回西日本学生バドミントン選手権大会/個人戦が松江市総合体育館(島根県)で行われてた。シングルス6回戦には藤本(スポ3)、山部(商4)が出場。山部は6回戦、藤本は準々決勝敗退となった。

スマッシュを打つ山部

初めにコートに立ったのは山部。「ここまでこれたことが嬉しい」(山部)と6回戦の舞台を楽しむ気持ちを持って挑んだ。

へピンショットを打つ山部

相手は強豪・金沢学院大。序盤からコートを広く使ったショットに翻弄(ほんろう)される。必死でシャトルを追い、反撃するもアウトやネットにかけるミスを連発。そのまま12-21であっけなく第1ゲームを落とす。「シングルスの選手にシングルスの試合をしても勝てないと思った」(山部)。第2ゲームから得意のダブルスらしい低めのショットやネット前の攻撃を仕掛ける。作戦通り、試合の主導権を握りインターバルを先取。その後もリードを保ったまま21-16で第2ゲームを奪取した。そして1-1で迎えた第3ゲーム。「台風の影響で昨日の4試合が響いた」(山部)と疲労も限界に達し、思うようにシャトルを操れない。インターバルまで懸命に相手についていくも、インターバルを境に相手のペースに飲み込まれる。最後まで諦めない姿を見せるも、14-21で敗北を喫した。

ガッツポーズをする藤本

次にエース藤本が登場。6回戦は龍谷大相手に白熱の試合を繰り広げ、見事勝利を収めた。順調に勝ち進み迎えた準々決勝。「これに勝ったらベスト4なので勝ちたい」と関学大相手に強気で挑んだ。

スマッシュを打つ藤本

相手の左手から放たれる高さ・距離のある伸びやかなサーブやクロスに打ち込まれるドロップショットに歯が立たず、立ち上がりから突き放される。流れを止めることができず、そのまま14-21で黒星。「全然ダメダメで応援してくれている人のためにも頑張ろうと思った」(藤本)と第2ゲームから快進撃を見せる。必死でシャトルを拾い長いラリーを展開。相手のミスを誘い出し、点数を重ねていく。11-9でインターバルを折り返し、さらにギアを上げる。サイドラインに打ち込むスマッシュで相手を寄せ付けず、第2ゲームをものにした。勢いのまま勝ち切りたい第3ゲーム。両者一歩も譲らないシーソーゲームが繰り広げられる。それでも意地を見せ、11-10でインターバルを先取した。しかし、流れが一変。先程とは打って変わってパワープレーを見せてきた。スピードの速いスマッシュに手が出ず、14-21で惜敗。西カレの挑戦はベスト8で幕を閉じた。

今大会でシングルスでは山部と藤本のインカレ出場が決まった。「インカレが最後の大会になるので1試合でも多く勝てるように頑張りたい」(山部)。全国の舞台での勝利を目指し、挑戦し続ける。【文責・待鳥桜子、写真・山田和輝】

【試合結果】

6回戦

藤本(スポ3)☆ 2(21-15、12-21、21-17)1 龍谷大

山部(商4)★ 1(12-21、21-16、14-21)2 金沢学院大

準々決勝

藤本(スポ3)★ 1(14-21、21-15、14-21)2 関学大

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