バドミントン部
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【バドミントン部男子】躍動するもまさかの敗戦

9月7日、第62回西日本学生バドミントン選手権大会個人戦が松江市総合体育館(島根県)で行われた。同志社からは川辺(スポ3)・西井(文情3)ペア、今城(理工4)・辻(文情4)ペア、高山(社1)・八坂(スポ1)ペアが出場した。

男子ダブルス3回戦、初めに登場したのは川辺(スポ3)・西井(文情3)ペア。1、2回戦をストレートで勝ち、順調に駒を進めた。

序盤、大経大のスピード感溢れる攻撃に圧倒される。懸命に返球するも、アウトやネットにかけるミスが連発。あっけなく8-21で第1ゲームを落とす。巻き返したい第2ゲーム。長身から放たれるスマッシュに歯が立たず、序盤からリードを許す。その後も緩急のある攻撃やサイドラインギリギリに打たれるロブに翻弄(ほんろう)され、6-21で黒星。4回戦進出とはならなかった。

サーブを放つ左・西井、構える右・川辺

高山・八坂の1年生コンビが4回戦進出をかけた1戦に挑んだ。第1セットは相手ペアのスピードについて行くことができず、6-11折り返す展開となる。なんとか流れをつかみたいが、相手選手の高い跳躍から放たれるスマッシュとライン際のショットに苦戦。第1セットは13-21で敗れる。

 続く第2セットは巻き返しを図るべく、2人が躍動する。8-11でリードを許すも、ネット前の攻防により、優位にラリーを進めた。そして、16-16で同点に追いつき、逆転も予想された。しかし、反撃はここまで。16-21で惜敗となった。

ハイタッチを交わす左・八坂、右・高山

 金沢学院大相手に2-0のストレート勝利を収めた辻・今城の4回生ペア。4回戦では、関西3位の天理大と激突。「格上であることはわかっていた。気迫を出して食らいつこうと思った」(今城)。第1セットは、抜群のコンビネーションで互角の争いを繰り広げる。しかし、序盤は相手を追う展開となり、6-11でインターバルを迎えた。なんとか逆転を図るべく、今城のスマッシュと辻の懸命な粘りで一挙5得点を奪い、遂に同点に追いついた。だが、相手ペアの揺さぶりを対応することができず、惜しくも20-22で敗れる。

 このままでは終われない第2セット。序盤に一挙4得点を奪われ、追う展開が続いた。しかし、インターバル明けには辻・今城ペアも意地の4連続ポイントを奪取するなどの活躍を見せ、遂に19-19の同点に追いつく。ハイレベルな試合で会場は一気に盛り上がりを見せた。誰もが勝利を予感したが、長く激しいラリーに対応しきれず、19-21で敗戦。インカレ出場権の獲得とはならなかった。「チームを1部に上げて、後輩たちに結果で恩返しをしたい」(辻)。個人戦での事実上の引退が決まったが、秋季リーグ戦に向けて意気込みを語った。

構える左・辻、スマッシュを打つ右・今城

 本日から秋季リーグ戦がスタート。春の悔しさを起爆剤に変え、何としても2部リーグで1位をつかみ、再び1部リーグへ。川辺組の最後の戦いが幕を開ける。(文責・山田和輝、撮影・待鳥桜子)

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