硬式野球部
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【硬式野球部】リーグ優勝、絶望的

TEAM R H E
同志社
関 大 X

2023年度関西学生野球連盟春季リーグ戦

 5月4日、南港中央野球場(大阪府)で2023年度関西学生野球連盟春季リーグ戦第6節2回戦が行われた。同志社は関大と対戦。2-6で敗北を喫した。

 「ここから4連勝しなければいけない」(釜萢・経4)。昨日首位関大相手に勝利を収めた釜萢組は、勢いそのままに第2戦へ臨んだ。

 大事な一戦の先発を任されたのは土岐(商3)。序盤から試合が動く展開になった。2回、川久保(スポ3)の悪送球からピンチを招くと、打ち取った当たりをまたも川久保がエラー。痛恨のミスで先制を許した。続く打者にもスクイズを決められ2点を失った。

先発を務めた土岐

 3回、同志社も負けじと食らいつく。1番塚本(商4)のセンターオーバーの三塁打でチャンスメイクに成功。2番加藤(文情1)が低めの直球をレフトに弾き返し、一点差に詰め寄る。「チームに貢献できるように自分が出来ることを精一杯やろうと思った」(加藤)。見事に監督の起用に応えた。3回、無死一塁の場面でマウンドを託されたのは財原(スポ2)。またもや川久保のエラーが目立ち、7、8番にも連打を浴び一挙3点を失い点差を広げられた。4回、先頭の松井(スポ4)が左安打で出塁。犠打でチャンスを広げるも、得点を奪えなかった。

チャンスメイクする塚本

 5回、悪い流れを変えるべく代打浅野(商3)がバッターボックスへ入り、しぶといバッティングで中安打を放った。盗塁と相手のミスも重なり1死三塁のチャンスを作り、塚本の内野ゴロの間に生還した。3番手の髙木(商3)はリリーフの役割を全う。相手打線をきっちり抑え得点板に0を並べた。関大打線を抑えるために継投策に出るも吉とは出ず、7回にも1点を挙げられ厳しい状況に。最終回、同志社は逆転の可能性にかけて代打攻勢に出るも好機を活かせず無得点に終わり、試合が終了した。

打ちに行く川久保

 今試合を落としたことでリーグ優勝が絶望的になった釜萢組。「自分たちの意地を見せるしかない」(釜萢)。苦しい状況に置かれても勝ち点を取りに行くために前を向く。(文責:駒嶺錬、撮影:城山歩美・家村有多・藤田桃江)

スタメン

(一) 塚本 5
(二) 加藤 7
(三) 川久保 6
(四) 松井 8
(五) 辻井 2
(六) 岡村 3
(七) 釜萢 4
(八) 近藤 9
(九) 土岐 1

バッテリー
(同志社)土岐、財原、髙木、清野、岡ー辻井
(関 大)田中湧、岩井ー有馬

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