硬式野球部
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【硬式野球部】連勝飾り近大破る

TEAM 10 R H E
同志社
近大

2023年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦

 10月2日、ほっともっとフィールド神戸(兵庫県)で2023年度関西学生野球連盟秋季リーグ戦第5節対近大2回戦が行われた。同志社は2試合連続の延長戦を制し2ー1で勝利。単独2位に浮上し、首位関大の背中を捉えた。

 前日にサヨナラ勝ちを収めた打線は、初回からチャンスを作る。二死から川久保と松井(スポ4)が連打を放つと、迎えた打者は試合前時点で打率1位の近藤(法1)。センター方向へ痛烈な打球を放つも投直となり、無得点に終わった。

 先発はここまで4試合に登板している髙木。「勝利に貢献するピッチングをする」(髙木)。その言葉通り1~3回を無失点に抑え、4回には3者連続三振で圧巻の投球を披露。その後3塁までランナーを進める場面がありながらも、7回までスコアボードに0を並べた。

ベンチに迎えられる髙木(商3)

 しかし8回に先頭打者を四球で出塁させると、安打と死球で1死満塁の窮地を招く。ここで火消しのためにマウンドに上がったのは大迫。「腕を振るしかないと思って、腹をくくって投げた」(大迫)。相手3番に犠牲フライで先制を許すも、最少失点でこの回を切り抜けた。

2番手の大迫(法2)

 1点を追う9回表、先頭の浅野(法3)が俊足を生かし、右中間への三塁打を放つ。続く川久保が「苦手なコースだったけど、しっかり捉えることができた」と、レフトへ適時打で試合を振り出しに戻した。

 9回裏は大迫が二死まで危なげない投球を披露。しかし代わった橋本裕(商2)が三塁打を与えてしまう。ここで登板したのはエース真野(スポ4)。「真っ直ぐを中心に強い気持ちでいった」と左飛に打ち取り、1-1で延長戦に突入した。

 延長10回表、主将釜萢(経2)が安打で出塁すると、続く堀内(法2)が死球となり無死一、二塁。その後二死となるも代打山元(スポ3)が安打を放ち満塁の好機となる。すると川久保の打席で三塁走者が暴投の間に生還し、勝ち越しに成功した。

(左から)打席の川久保とホームベースを踏む篠原(スポ4)

 1点差の10回裏を任されたのは清川(経3)。1番から始まる好打順で先頭打者をフルカウントまで追い込むも、四球を許してしまう。しかし続く打者を併殺に打ち取ると、最後も左飛でホームを踏ませることなく試合終了。2-1で強敵近大に無傷で勝ち点を挙げた。

 「2連勝を達成できたのはよかったけど、打線に火がつくのが遅かったのが今回の課題」(釜萢)。今試合に勝利し、単独2位となった同志社。優勝の可能性を残したまま、次戦は最終節の同立戦に臨む。宿敵立命大に連勝を飾り、スタンドを沸き立たせろ。(文責:栗林真菜・撮影:家村有多)

スタメン
(一)塚本 3
(二)浅野 7
(三)川久保 6
(四)松井 8
(五)近藤 9
(六)辻井 2
(七)釜萢 5
(八)堀内 4
(九)髙木 1

バッテリー
(同志社)髙木、大迫、橋本裕、真野、清川―辻井
(近大)森、野口、西本、寺沢―木森

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