レスリング部
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【レスリング部】練習の成果が発揮されたアルキメデス

令和5年度西日本学生レスリング選手権大会

9月29日~10月1日にかけて堺市金岡公園体育館(大阪府)で令和5年度西日本学生レスリング選手権大会(以下、西カレ)が行われた。2日目に実施されたのはアルキメデス。同志社からは61㌔級に安里(理工1)、65㌔級に森本(理工3)、70㌔級に奥村(社3)、79㌔級に山本(商3)が出場。森本、奥村、山本が順調に勝ち上がり優勝した。

大学からレスリングを始めた安里にとって、今大会は公式戦の初陣であった。「めちゃくちゃ緊張しました」(安里)。相手は大体大の塩田。前半開始30秒、マット上に倒され2ポイントを先制される。相手の片足を上げそのまま得点に繋げたかったが、隙をつかれひっくり返された。その後も技をかけられ0-11のTスペリオリティ負けとなる。

森本の1回戦の相手は南九州大の椎葉。片足をとられたが状態を持ち直し失点を防いだ。パッシブにより先制され、1ポイント差で迎えた後半戦。果敢に攻め、相手の背後を取りそのままローリングを決めた。終了間際に追加点を獲得し、6-1でポイント勝ちを収める。2回戦は関大の原と対戦。場外に押し出されたことで失点はしたものの、森本のペースで試合を進めていく。2ポイント獲得の技を決めていき、8-2でポイント勝ち。決勝戦に駒を進めた。桃山学院大の上甲と対戦し、前半戦はバックにまわるとそのままアンクルホールドを2度決める。合計6ポイントを獲得し6-0で迎えた後半戦。試合終了間際、場外に追いやられたが6-1のポイント勝ちで優勝を決めた。

山本は神戸医療大の滝山と対戦。試合開始直後にバックからローリングを決め先制する。直後にもう一度背後にまわると、そのままローリングを2回決め10-0のTスペリオリティ勝ち。前半戦がスタートしてから1分以内に決着を付け、決勝戦に進んだ(決勝戦は不戦勝)。

奥村の1回戦の相手は桃山学院大の中西。開始直後に相手を場外に追いやり先制点を得た。直後にタックルに入り背後にまわると、追加点を獲得。そこからのグラウンドの攻防戦でローリングを3回決め、10-0でTスペリオリティ勝ち。決勝戦では大阪公立大の安藤と対戦。技を決め先制したが、途中で逆転される。その後前半戦終了間際に相手を豪快にマット上に投げつける。5ポイントを獲得し、3ポイント差で後半戦を迎えた。4ポイント獲得の大技からローリングを決め、その後相手の背後にまわり15-4のTスペリオリティ勝ちで優勝した。

「いつも固くなっちゃいがちなんですけど、なんかこう、楽しくいこうみたいな感じでいけたことがよかった」(奥村)。今年度も残すところ11月の内閣と12月のリーグ戦。1ヶ月後に控える内閣でも今大会の収穫点を活かし、1戦でも多く勝利を収めてほしい。(文責:番匠麻衣、写真:番匠麻衣、金井莉子)

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