ラクロス部(女子)
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ラクロス部女子 個々のスキル光り勝利

9月30日、鶴見緑地運動場にて、2023年度関西学生ラクロスリーグ戦が行われた。大体大を相手に「20点差をつけて勝利したい」(平井)と、高い目標を掲げ試合に臨む。目標には惜しくも届かなかったが、圧巻の組織力を見せつけ、25-7で勝利を収めた。
試合を動かしたのはやはり同志社。羽場(生命3)が着実にドローを制し、攻撃を始める。ゴール前でのセットプレーが鍵となる試合展開で、相手の隙をつき連続得点を獲得した。その後も平井が1対1をフェイントで抜け追加点。さらに篠原(商3)が岡崎(心理4)にパスを回しセットプレーを決めた。好調な滑り出しを見せた同志社は相手を無失点に抑え第1Qを終えた。
第2Q開始直後、パスカットを攻撃の起点とし、松田(スポ4)が速攻を決めた。3連続得点を先取すると、相手はタイム要請を機に初得点を決めた。ターンオーバーをすると一気にゴールへ走る相手に、隙をついた屈強なディフェンスで応戦。パスカットをチャンスに変え、平井を筆頭に得点を重ねた。
15-2で試合を折り返し、後半戦が始まった。「決定率が高いところで打ててた前半に対して、後半は焦りが出た」(平井)。セットプレーが多くみられた前半に対し、1対1でのプレーが多く、シュート率が下がってしまった。少しずつ得点を重ねるも、後半18分には相手に3連続得点を奪われ、自陣に流れを完全に呼び寄せることができなかった。しかし今試合はスタメンだけではなく、下級生も起用することで、関西決勝や全国など、先を見通した試合展開へと運ぶことができ、収穫点も多くみられた。最後まで気を抜くことなく得点を重ね、24-7で試合は終了。快勝を収めた。
個々のスキルが光った今試合。「技術面ではない粘りの部分を強めたい」(平井)。後半戦に失速してしまうという課題を克服し、さらなる飛躍を遂げる平井組に期待が高まる。(撮影・近藤真子、文責・長瀬来瞳)

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