硬式野球部
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【硬式野球部】大量失点で7回コールド負け

TEAM R H E
立命大
同志社

令和5年度関西学生野球連盟後期チャレンジリーグ

 11月12日、立命館大学柊野総合グラウンドで令和5年度関西学生野球連盟後期チャレンジリーグが行われた。同志社は立命大と対戦し、1-9で敗北。中盤に大量失点を喫し、7回コールド負けとなった。

 今日の先発マウンドに上がったのは本田。2回までは完璧な投球を見せ、立命大先発・浅野太との投手戦を予感させた。しかし3回に無死二塁のピンチを招くと、インコースの直球を左越え本塁打とされ2点を献上。「相手が1枚上手だった」(本田)と切り替えを試みるも、4回には四球で貯めた走者を適時打で返され、4失点。「先制点を与えちゃいけないと思っていたので、引きずってしまった」(本田)。4回途中6失点でマウンドを後にした。

先発を務めた本田(商2)

 一方の打線は、立命大先発・浅野太を攻略することができない。「スライダーと直球の2球種が良かった」(窪山・文情2)。2回には1死一、二塁の好機をつくるもゲームキャプテンを務めた窪山が三ゴロ併殺打に倒れ、得点には結びつかなかった。その後も好投を続ける浅野太の前に、打線は5回58球3安打7三振無得点。思い通りの投球を許し、自ら試合の主導権を手放した。

 4回途中からマウンドに上がった2番手田中杏(スポ2)は5回も続投。しかし、中軸に四球と連打で無死満塁のピンチを招くと、押し出し死球を与え1つのアウトも取れないまま降板した。代わった佐藤悠(法1)も2四球と乱調で立命大打線を止められない。ようやくこの回3人目の岡が「攻める気持ちでいった」と気迫の投球で3球三振に抑えるもこの回2失点。点差は8点となり、試合の敗北を決定づけた。

気迫の投球を見せた岡(法1)

 9-0で迎えた7回の攻撃。3点以上を挙げなければコールド負けの場面で打線が奮起した。2死満塁の場面で打席に入ったのは坂(法2)。「点差というよりも、自分のチャンスだと思ってしっかり振っていこうと思った」。バットを折りながらも、打球はライト前に転がり、三塁走者が生還。しかし二塁走者が本塁で憤死し、試合終了。完封負けこそ防いだものの、反撃が遅くチャレンジリーグ3連敗となった。

挨拶する選手たち

 「このチャレンジリーグはずっと結果を求めてやってきているので、この結果が続いていることは反省したい」(田中学生コーチ・商3)。4年生が引退し、新体制の川久保組がスタート。来年の春季リーグ戦出場の切符をつかむべく、選手たちが来週のチャレンジリーグ残り2戦を全力で戦い抜く。(文責:髙橋惇太、撮影:栗林真菜・金海彩夏)

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