2022年度関西学生野球連盟秋季リーグ

　９月24日、ほっともっとフィールド神戸(兵庫県)で関西学生野球連盟秋季リーグ第４節１回戦が行われた。同志社は関大と対戦。最後まで相手投手を攻略できず、０-２で完封負けを喫した。

　「この１週間半に４年生のラストシーズンが懸かっている」(主将・青地)。この関大戦に全てを懸ける勢いで神戸に乗り込んだ。
　同志社の先発はエース髙橋(スポ４)。２回裏、１死から二塁打で出塁を許すと、敬遠と四球で２死満塁のピンチを招く。ここで打席には相手先発投手の金丸だったが、制球が定まらない。まさかの４球連続ボールで押し出しとなり、先制点を献上した。
　それでも３回以降は立ち直りを見せる。髙橋本来の打たせて取る投球を取り戻し、５回１失点で降板。２回の乱調が悔やまれる結果となった。

　リリーフ陣が７回にも１点を失い、２点を追う８回、この日最大のチャンスが訪れる。先頭の星加(法４)が右安打で出塁すると、死球と犠打で１死二、三塁とする。ここで打席には代打松井(スポ３)。バントを試みて得点を狙ったが小フライになり２アウト。続く杉浦(商４)も凡退し、一打同点のチャンスをものにできなかった。同志社の反撃も及ばず、試合は０-２で敗北。投手陣は５投手の継投で関大を２点に封じたが、打線にあと一本が出なかった。
　春季リーグ戦で17三振の屈辱を味わった相手にまたも完封負け。「勝負所の初回と6回に打てなかった自分の責任」。青地は敗戦の責任を負った。

　しかし、勝負はまだ決まったわけではない。明日、明後日の戦いで勝利を収め、何とか望みをつなげたい。青地を中心に快進撃を続けてきたこの１年。ここで足踏みをするわけにはいかない。チーム一丸となり、全身全霊で明日の１勝をつかみ取る。
(文責：丸山潤一郎、撮影：杉山舞、西村早智)

スタメン
(一)川久保 6
(二)堀内 4
(三)杉浦 8
(四)青地 9
(五)田村 7
(六)小西 3
(七)知念 5
(八)星加 2
(九)髙橋 1

バッテリー
（同志社）髙橋、東山、真野、清川、髙木ー星加
（関 大）金丸ー有馬