9月3日、天理大学杣之内第一体育館(奈良県)にて2023年度関西女子学生バスケットボール2部リーグ戦が開催された。同女大は京産大と対戦し、60ー76で惜敗した。
「チャレンジャーではあるがあくまでも勝つつもりで挑んだ」(東)。昨日はディフェンスで劣り大差で敗北した同女大。今試合で反省点を生かすべく、実力を持つ京産大に果敢に挑んだ。
第1Q、ホイッスルが鳴り試合開始。両者共にシュートを放つも得点は動かず時間が経過した。石橋が放ったシュートは枠を捉えられなかったが、すかさずボールを手にしたのが小杉(スポ4)。リバウンドを制し先制点をあげた。全員がスリーを積極的に狙い得点を重ねる。両者譲らない白熱した試合を繰り広げ、20ー18で終えた。
迎えた第2Q、京産大の巧みなパス回しに苦しみ劣勢に追い込まれる。幾度もシュートを放つも得点につながらない。出だしはリードしたものの一気に点差を広げられ、27ー36で前半を終えた。「相手の流れの時間を断ち切ることができなかった」(東)。
第3Q、京産大がシュートを外しチャンスが訪れるもの、リバウンドを奪われ相手のポゼッションを許す。悪い流れを断ち切れないまま、39ー53で第4Qへ。「オフェンス陣のリバウンド力が強いチームだと感じた」(清水・文情3)。
第4Q、さらに勢いに乗った京産大に立て続けにシュートを放たれ連続失点。清水、東がスリーを決め流れをつかみかけたが、京産大の攻撃を止めることができなかった。最後は小杉が4年生の意地を見せ残り数秒でシュートを決めたたものの、点差は縮まらず60ー76で敗退した。
「全員が40分間リングに向かって戦い切った」(諸山・商4)。強敵京産大を相手に全力を尽くしたが、相手のアタック力に圧倒され逆転を許した。2部上位を目標に始まったリーグ戦で無念の2連敗。次戦こそは白星を飾ってほしい。【文責:湊結子、撮影:河村柚希】