バスケットボール部(女子)
HEADLINE

【女子バスケットボール部】善戦むなしく惜敗する

 2023年度関西女子学生バスケットボール2部リーグ戦

 10月14日に、大阪大谷大学(大阪府)にて2023年度関西女子学生バスケットボール2部リーグ戦が開催された。同女は京都教大と対戦し、69-72で敗北を喫した。

 京都教大は状況判断力に長けゾーンディフェンスをする相手。相手のリズムに乗ることなくスピードをあげて攻めることを意識して試合に挑んだ。

指示を出す清水

 試合早々清水(文情3)のスリーポイントが決まると、立て続けに東(文3)、石橋(商2)がスリーポイントを決め点差を引き離す。残り1分でさらに清水のスリーポイントが決まり18-11に。相手のファウルで1点を追加し19-11で第1Qを終える。続く第2Qも序盤から果敢にシュートを狙う。ここで活躍を見せたのは東。安定的にシュート決めチームに貢献する。同女側のファウルで点差が縮まるも39-33で第2Qが終了。「思い切ってシュートを打つことができた」(東)。

 ハーフタイム明け第3Q、残り6分で相手が10連続ポイントをし逆転を許す(46-56)。その後田中(商4)がパスカットし清水がスリーポイントを決める最高の流れでポイントを獲得。残り24秒でまたもや清水がスリーポイントを決め54-58で最終Qを迎えた。

ハイタッチをする左から清水、諸山、加藤

 第4Qは、激しい攻防戦が繰り広げられる一進一退の展開となった。残り2分加藤(同女1)の2連続スリーポイントで逆転(67-66)。互いにファウルを取られ69-67に。このまま勝ち切りたいところだったが、同女のファウルでスリーシュートが与えられ69-70とまたもや逆転を許す。タイムアウト明け、タイマーの表示は残り6.7秒。会場は緊迫した雰囲気に包まれた。「自分がやってやろうという気持ちで入ったし全員がまだやれるっていう気持ちで入った」(諸山・商4)。最後まで攻めの気持ちで挑んだが相手にシュートを決められ69-72で試合は終了した。

応援する選手たち

 勝利は目前に見えていたが、あと一歩のところで届かなかった。コートに立って試合をする選手だけでなく、ベンチで応援する選手たちや観客席で応援する全ての人が一丸となって戦った今試合。主将の諸山は「40分間全員がボールを追えたところが良かったと思う」と悔しさを滲ませながらも笑顔を見せた。4年生と共に戦う試合はあと3戦。今日の悔しさを糧に必ず勝利を手繰り寄せろ。【文責・渡邉柚果、撮影・河村柚希】

ページ上部へ